スクールコンサート in 高鍋町立高鍋東小学校
2017年6月19日(月)午前、高鍋町立高鍋東小学校にてスクールコンサート。
高鍋東小学校は創立113年の歴史ある学校です。校舎は古いですが隅々まで綺麗に掃除されており、木の温かみが残る情緒ある建物でした。
玄関には古時計や青い目の人形などが飾られており、歴史の重みを感じました。
また、校長先生のお話によると7月にはアメリカから青い目の人形の取材に来られるとのこと。
日本を代表する貴重な学校でもあるようです。
この日は梅雨の時期ではありましたが、天気に恵まれ、汗ばむような陽気でした。
開演前に担当の先生より子ども達へお話がありました。
「耳、目、心で聞きましょう。口は閉じます。」という約束と、拍手の練習。
演奏者にとって何より嬉しいのは「拍手」です。
拍手をたくさんいただけると「嬉しい!!頑張ろう!!」という気持ちになります。
1曲目の演奏が終わると割れんばかりの大きな拍手をいただき感激でした。
プログラムの中には「ふるさとの民謡」のコーナーを設け、必ず地元に残る民謡を演奏します。
高鍋町は岡山孤児院を創設した「児童福祉の父」と言われる石井十次のふるさとです。
その石井十次が歌詞の中に登場する「高鍋音頭」を演奏させていただきました。
少し歌詞をご紹介します。
「ハァー うたえはやせや 高鍋音頭ヨイトサッサ
石井十次は世界の偉人 生まれ在所は高鍋町 高鍋町
サァサもひとつ高鍋音頭」
また高鍋町には村上三絃道の支部があり、3名の村上三絃道ジュニアが高鍋東小学校に在籍しています。
せっかくですので、後半のステージの「ソーラン節」で演奏者と一緒に三味線を披露しました。
2名は6年生ですので、小学校最後の良い思い出になったのではないかと思います。
この模様は宮崎日日新聞に掲載されましたのでご覧ください。
■2017年6月21日付 宮崎日日新聞【三味線豊かな音色 村上三絃道児童も演奏】
チャレンジのコーナーでは、三線にチャレンジされた先生から「弾いてみるともっと心に響いてきました!」と嬉しい感想をいただきました。
演奏最後には女子児童からお礼の言葉をいただきました。
今日は演奏をしに来てくださり、ありがとうございました。
とても息がピッタリで、指づかいも細かくすごいと思いました。
また、メドレーの時には、自分が各地にまわっているように思えました。
いろいろな楽器のことも、よくわかりました。
また、機会があれば聞きたいと思いました。
とても楽しかったです。本当にありがとうございました。
演奏者から高鍋東小学校の皆様へ、村上三絃道のオリジナルCDをプレゼントいたしました。
- 今回のスクールコンサート会場は高鍋東小学校です。
- 「耳、目、心で聞きましょう。口は閉じます。」
先生との約束を守り素晴らしい鑑賞態度でした。 - 沖縄のリズムでノリノリ!!
三線の音に合わせて踊ってくれました! - 先生方も笑顔で楽しそう!
- 今日の楽器紹介は男子児童にお手伝いいただきました。
- 後半の部では高鍋支部のジュニア3人とソーラン節を披露しました。
- 堂々たる演奏に大きな拍手をいただきました!
- 太陽じょんがらの軽快なメロディが鳴り響きます。
高鍋東小学校の皆様、ありがとうございました。
主催:宮崎県教職員互助会
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。