スペシャルディナーショー「感謝の饗宴」 ステージ編
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2019年は村上三絃道2代目家元が襲名して30年目。
2019年2月3日(日)に、MRT micc ダイヤモンドホールにて、継承30年を記念し村上三絃道を応援して下さっているシャトーレストランベルエポックの20年目の開業記念と合わせての音楽と食のコラボレーション、「感謝の饗宴」が開催されました。313名のお客様をお迎えして盛大に取り行うことが出来ました。
心より感謝申し上げます。
こちらのページでは、ステージの模様をお届けします。
17時半、オープニングは、家元と一門による津軽三味線の大合奏から。
- 家元・村上由哲
- 総師範・村上華映
- 総師範・村上由宇月
- 総師範・村上由貴仁
- 総師範・村上華陽
- 総師範・村上華珠佐
- 師範・村上由稀愛
- 師範・村上由綺貴
- 准師範・村上由羽歌
- 名取・村上由弦
- 司会を務めてくださったのは、フリーアナウンサーの尾田考美さん。
続いて、津軽出身の初代家元直伝の津軽じょんがら節(旧節)を2代目家元が堂々と歌い上げました。
津軽三味線独特のバチさばきと迫力ある音色がご来場の皆様の心に響いたと嬉しいお言葉をいただきました。
そして、いよいよ乾杯。
株式会社宮崎空港ビル会長で村上三絃道後援会副会長の長濵保廣様の応援メッセージと共に、新年を迎えた皆様のご健康とご多幸を祈りながらの乾杯のご発声で会場は一気に盛り上がりました。
村上三絃道のご支援はもとより、宮崎県の活性化のために多方面でご尽力の長濵会長ならでの心温まる乾杯でありました。
ベル・エポックの宮田猛敏オーナーによる料理の説明は、この日のために集めた食材を最高のお料理にして、格別のおもてなしを目指して迎えられたという、熱い思いが込められていて感動的でありました。
さすが20年も続く宮崎の人気店のオーナー。
誠心誠意の気遣いでお店の評判も上々です。
■フードメニューの詳細は「充実のフードメニュー・出会い編」をご覧ください>>
お料理を楽しんでいただきながら、ステージではカクテルパフォーマンス。
日本一のバーテンダー蛯原三奈さんは昨年の秋、嫁がれて東京で生活されています。
それも世界一のバーテンダーさんとのご縁があっての嬉しい門出でありました。
しかし、宮田オーナーやベルエポックグループの皆さんとの固い絆で家族のような関わりは今も続いています。
東京でもご活躍中ですが、この日のために駆けつけてくださった三奈バーテンダーは、村上由宇月を中心とするバンドメンバーとの圧巻のパフォーマンス。
ほとんどぶっつけ本番でしたが、「あうん」の呼吸で生演奏との素晴らしいカクテルショーでした。
出来上がったカクテルは早速、宮崎県知事の河野俊嗣様、シーガイアの松永裕文社長様、宮崎観光ホテルの田川社長様、金田れい子皮膚科の金田礼子先生に味わっていただきました。
カクテルの色、香り、味わい、そして演出も見事なカクテルは、三奈バーテンダーがプロデュースした日南の京屋酒造HNATAジンをベースにしたもの。
生演奏のリズミカルな音のシェイクも加わり、深さの中にも爽やかさを感じさせる大人の味だったようです。
お料理をたっぷりとお楽しみいただき、音楽のステージへ。
音楽担当は前年に引き続きスペシャルなメンバーでしたが、いつもとは一味異なる音楽構成で、「越天楽」の和の雰囲気からスタート。
雅楽の笙(しょう)や篳篥(ひちりき)をイメージしたバイオリンの音色、艶やかな琴の調べに津軽三味線がダイナミックに加わり、季節の幕開けをイメージした音が会場に広がりました。
いよいよ演奏スタートです。
日本の大衆音楽の粋を表現した端唄「さのさ」「奴さん」を細棹三味線のしっとりした音色で。太棹のバチさばきで「木遣くずし」。
オープニング「越天楽」では、黒い振袖姿で津軽三味線を奏でた由宇月が、虹の着物に早変わりし「さのさ」「奴さん」「木遣くずし」で舞いながら披露するという初の試みの演目でありました。
実は、この「虹の着物」は家元が20歳の時に着ていたもの。
鮮やかな色彩が良く映えて、優雅な雰囲気を醸し出していました。
踊りのご指導は英流日本舞踊の英知麗峰先生。村上三絃道の一門でもあります。
このメドレー3曲は、8月25日(日)19時から開催の「感謝の集い(宮崎観光ホテル)」でも披露させていただきます。
由宇月の新しい世界にもご期待ください。
日本の音楽から、ガラリと雰囲気を変え、月華、パラダイス・ハズ・ノーボーダーと軽快に続き、宮崎県の農業遺産で秘境の椎葉村に伝わる「春節」と神話の故郷に伝わる「刈干切唄」を由宇月がしっとりと歌い上げました。
キーボードの大西洋介さんのアレンジで和と洋の世界がどちらも引き立つ音楽構成。
テレビコマーシャルで人気を博した「Re-Born」、リクエストをいただいた壮大なドラマを表現した「光彩」と、音楽でも至福のひと時を過ごしていただけたようでした。
エンディングは開業20年の感謝を述べた宮田オーナーを囲み「オーハッピーデー」でフィナーレ。
一門、シェフ、スタッフによるコーラスでメンバーたちが会場から舞台へ。
感動の場面はお客様の手拍子や声援に盛り上げていただきました。
音楽の後は、シャトーレストランベルエポックの食事券や協賛各社のご提供による豪華賞品が当たる抽選会。
ご来場の皆様に「福」が舞い込みますよう、心を込めておもてなしさせていただきました。
【抽選会協賛各社】
●株式会社宮崎空港ビル
●ハワイアンショップ「ハノハノ」
●コーザノストラ宮崎
●焼酎バー「ブルーツリー」
●ナチュラルイング
これからも喜んでいただくことを喜びとしてしっかりと頑張らせていただきます。
次回は2020年2月2日(日)の開催を予定しております。
【出演者】
村上由哲(津軽三味線・唄)・村上由宇月(津軽三味線・唄・太鼓)・村上華映(津軽三味線)
大西洋介(ピアノ)・日高慶子(バイオリン)・衛藤和洋(パーカッション)
井上さつき(琴)・モリミキ(ベース)・蛯原三奈(バーテンダー)
村上三絃道一門
ベルエポックの宮田社長。たくさんのご協力ありがとうございました!
また、8月開催「伝統・未来音楽祭」にもご期待ください!
■伝統・未来音楽祭特設ページ>>
【スペシャルディナーショー「感謝の饗宴」】
構成・演出:村上由哲
照明:手塚和基(電研)
音響:金井雅信(有限会社ライフミュージック)
着付・メイク:白川ひとみ(アデューヴァ美容室)
司会:尾田考美
主催:シャトーレストラン ベル・エポック
写真撮影:酒生哲雄様、酒生明子様(酒生哲雄写真事務所)