高鍋支部 梅原萌美さん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎県 高鍋支部の梅原萌美(めぐみ)さんをご紹介します。

萌美さんは宮崎市の名門高校日章学園、ヘアーデザイン科1年生。
8月25日の「伝統・未来音楽祭」でもジュニアメンバーとして大活躍しました。
お父様は舞台監督をされており、村上三絃道特別公演で大変お世話になっています。
弟の梅原和哉君(小学6年生)も三味線、太鼓のお稽古をされており、萌美さんと共に出演されました。
舞台芸術を自然に感じる環境にある梅原家であります。

そんな萌美さんが三味線に出会ったきっかけは、お母様の妹さんにあたる萌美さんの叔母さんが地区の盆踊りなどで三味線の演奏をされていたことからです。

小さい頃から三味線の音色って良いなあ!と感じていた萌美さんでしたが、西都市立妻北小学校3年生の時に村上三絃道スクールコンサートが開催され、その感動から「三味線を習いたい」と強く決心され、高鍋支部の由智葉師範のもとでお稽古を始めました。
心音塾の開催により、家元の稽古を受けるようになり、バチの使い方などの技術面にも興味を持つようになりました。
バチ付けや下つぼの綺麗な音の響かせ方などをしっかり身に付けたいと頑張っています。

現在は毎年11月に開催される高鍋町の文化祭に向けて最後の追い込み中です。
音感が良く、覚えも早いと由智葉先生は褒めておられました。
本部公演や伝統音楽を楽しむ会でも注目される若手のひとりです。
目指すは、三味線演奏で活躍できる美容師。これからの活躍が楽しみです。
大いに羽ばたいてほしいと願っています。

更新日:2019/11/29