2012年2月14日、バレンタインデーに開催された「みなみのかぜ支援学校」スクールコンサート模様です。
このコンサートは、宮崎オーシャンライオンズクラブ様のご支援とみやざき子ども文化センターさんの協力をいただき開催されました。
津軽三味線や伝統音楽を生で聞くのは初めてということで、非常に楽しみにされていたそうです。
中等部、高等部の生徒さん方と小学部の一部の生徒さん方、全部で144名の皆さんにご鑑賞いただきました。
津軽三味線の演奏を聞かれる時は真剣な表情で、日本の民謡、アニメソングの「ドラえもん」の三味線演奏の時には、手拍子をしたり踊ったりと、音楽の世界に溶け込みながら、心と身体全部で愉しさを表現してくれた子ども達でした。
また、みなみのかぜ支援学校には、村上三絃道で三味線を学ぶ竹本悠晟君(小学2年)が通っています。
せっかくの機会でしたので、悠晟君にも演奏に加わってもらい、家元と共演してもらいました。
悠晟君のバチさばきと余裕の表情に会場の皆さんはびっくり。
感動的な舞台となりました。
実は、悠晟君はダウン症と自閉症という重度の障がいがあります。
しかし、三味線のお稽古を通じて、礼儀作法や仲間と演奏することの楽しさを学び、障がいを少しでも克服していこうと努力しています。
このような悠晟君の姿をMRT宮崎放送さんも取材に来て下さいました。これからの彼の成長を楽しみにしたいと思っています。
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