２０１２年６月４日（月）
静岡スクールコンサート初日は、磐田市立豊岡中学校体育館で開催されました。
到着してまず驚いたことは見たこともないような立派な体育館。
設計家の安藤忠雄さんが太鼓をイメージして造られたのだそうです。
この体育館に近くの豊岡北小学校の全校生徒も集まって、総勢５５０名でご鑑賞いただきました。

静岡でのスクールコンサートには、福島在住の尺八演奏家、小湊法笙さんも共演して下さいます。
年に一度、村上三絃道の津軽三味線と小湊さんとのコラボステージは、いつもの音により一層の深みが加わります。
初日は、緊張も高まりますが、舞台が始まるとそんなことは吹き飛んでしまうほど、村上三絃道の三味線を包み込んでくれる小湊さんの温かい音色。
体育館の中に伝統の音が響き渡りました。
児童代表の挨拶では、中学生が「日本の音楽はスローなイメージを持っていましたが、津軽三味線はとてもリズミカルでテンポが良く驚きました。早いメロディーでも一度も間違えずに、ぴったり合った演奏にとても感動しました」と、嬉しい言葉をいただき、涙が出そうになりました。