2012年9月20日(木)美郷町立黒木小学校にて
美郷町立黒木小学校(宮崎県)は、全校児童生徒が14名の小さな学校。
しかし、チームワークは最高。
私たちが学校に到着すると、先生始め生徒の皆さんで、準備を手際良く手伝って下さいました。
シートを敷く生徒さん、イスを並べる生徒さん、お客様のスリッパを拭いて並べる生徒さん、段取り良くとっても上手です。
あっという間に、コンサートの支度が整いました。
また、ここの体育館は、ステージの後ろが窓になっていて、景色を眺めることが出来ます。
春になると満開の桜が咲いて、感動の卒業式が開催されるそうです。
そんなご自慢の体育館で、私たちの演奏もステージを使わず、緞帳を開けたまま、子ども達の目線に合わせ、フロアーで演奏させていただきました。
演奏の背景には、故郷が見えるという貴重な経験です。
さて、校長先生のお話によると、普段は少し大人しい方だという生徒さん達ですが、踊ってくれたり、手拍子してくれたりと、とっても上手にコンサートを盛り上げて下さいました。
校長先生もとっても嬉しそう。
地域の皆さんも後方から子どもたちを温かく見守り、大きな拍手を送って下さいました。
先生方、地域がしっかりと子どもたちを育んでいる黒木小学校。
和気あいあいとしていて、素敵な学校です。
演奏終了後は、生徒代表の5年生が御礼の挨拶をして下さいました。
今日は遠いところをお越し下さいまして本当にありがとうございました。
今度は、私たちが村上三絃道さんの演奏を聴きに伺いたいです。
小学生でもこんな立派な挨拶を堂々としてくれるのです。
涙が込み上げてきました。
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