2012年10月19日(金)延岡市立北浦小学校にて
朝5時に出発し、7時には到着。
楽器・音響機材搬入、リハーサル、着替えとスタッフも出演者も手際よく準備を進めます。
演奏プログラムは、特別なリクエストが無い限り、同じなのですが、体育館の状況で音が変わるため、最善の音色をお聞きいただくためのチェックは重要です。
北浦小学校でのスクールコンサートは、近所の福祉施設からもたくさんご来場いただき、児童生徒と高齢者の皆さん、地域の皆さんと大人数でのコンサートになりました。
クラシックのコンサートでは、演奏が終わるまで拍手をしませんが、私たちのジャンルでは、演奏中でも拍手をいただくことがあります。
いわゆる聴かせ処の三味線のフレーズでは拍手が湧くのが当然なのです。
地域の皆さんもそれを知っていて、オープニングの曲から演奏中に何度も拍手が起こります。
子ども達は、拍手が起きるたび、驚いたように地域の皆さんが座っておられる後方を振り向きます。
地域の皆さんがお越しの場合は、こんなギャップが面白く感じてしまいます。
楽器紹介のコーナーでは、1年生の女子がステージに上がってくれて、家元のお手伝い。
三線、細棹、太棹の三味線の大きさや重さ、演奏法や音色の違いを分かりやすく伝えます。
沖縄の三線を紹介する時には、家元と一緒に踊ったり、可愛らしいしぐさで会場は大盛り上がり。
チャレンジ・ザ・和楽器でも三味線に初挑戦の生徒さん方の華麗な撥さばきに大喝采。
最初から最後まで、皆さん乗って下さいました。
子ども達と、地域の皆さんと一緒に楽しんでいただける村上三絃道のスクールコンサート、今後もたくさんの学校で開催できるよう、努力して参ります!
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