宮崎トヨタ2013年「新型クラウン」コマーシャルに家元 村上由哲(よしのり)が出演致しました。
コマーシャルを制作されているAVC放送開発様から連絡があったのが4月半ば。
トヨタ自動車の話題のピンクのクラウンのイメージで三味線を演奏して欲しいとの内容でした。
同様に、黒のクラウンのイメージはドラムの宮園昌彦さん、白はピアノの大西洋介さんとのこと。
テーマである、「伝統」と「革新」!を3人で表現することになりました。
宮園さんは宮崎の音楽界でご活躍の超ベテラン。
家元とは初の共演となりました。
洋介さんは、村上三絃道公演やライブでもご一緒させていただいている家元の大好きなピアニスト。
そんな演奏者が3人集まり、話はトントン拍子に進んでいきました。
制作担当者さんを交え、宮園さんが経営されているライブスポット「Pole Pole」で打ち合わせ。
曲作り、練習、音録り、撮影のスケジュールが決定。
初練習は、4月30日(火)20時半より村上三絃道で1時間ほどでした。
この日は、まず、洋介さんと家元の2人で。
洋介さんが考えて来られたフレーズを基に、家元の津軽三味線のフレーズを合体させたり、ピアノのフレーズを家元が三味線で弾いてみたり。
これまでに無いようなコラボ曲を作りたいという洋介さんでした。
結局、この日はスマホで候補を録音していったん終了。
しかし、それを基に翌日5月1日には洋介さんが考案された楽譜が家元のもとへFaxされてきました。
5月3日の総練習までに3人が練習出来るように各自で練習スタート。
6日には、ライブスポットPolePoleで収録。
ウッドベースのジンギさんがサポートして下さってCMソングの「Re Born」が完成しました。
そんなメイキング風景を那須安弘さんが撮影してyoutubeにアップしてくださいました。
ぜひご覧下さい。 >>宮崎トヨタ2013[新型クラウン]CMメイキング風景
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そして、いよいよ撮影は、5月8日。
シーガイア(宮崎市)で行われました。
日暮れを待って撮影がスタートしたのが19時半。
予め録音した音を聴きながら一人一人の撮影です。
まずはドラムの宮園さんから。
念入りなリハーサルが続き、けっこう長い時間かかって3カットの撮影が終了。
セット替えのあと、ピアノの洋介さんは白のイメージで。
いろんな方向から撮影されるので、何度も何度も繰り返し。
家元の撮影が始まったのは22時前になりました。
カメラ、照明など、たくさんのスタッフが結集し、24秒のコマーシャルを作り上げて行きます。
時間はかかりましたが、大変充実した撮影の一日でした。
このような仕事は初めての家元でしたが、心に残る楽しいお仕事だったとのこと。
録音や撮影が終わり、放送用に編集され、田島亜星さんのナレーションが加わり、とても素敵なコマーシャルが完成。
「変革の旋律を神話の地へ 宮崎トヨタ」というコマーシャルを締めくくる田島さんの声とキャッチコピーも感動的です。
コマーシャルは宮崎県内の放映ですが、ユーチューブでご覧いただけますので、是非、アクセスしてみてください。
>>宮崎トヨタ2013年「新型クラウン」CM
また、このコマーシャルは24秒ですが、演奏曲「Re Born」は約4分の演奏曲として、舞台で披露させていただくことになります。
お披露目も楽しみにされて下さいね。
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