2013年6月6日 静岡市立安倍口小学校にて
梅雨の真っ最中ですが、雨に見舞われることもなく、体育館の中はほどよい状態。
スクールコンサート日和となりました。
9時半開演ですが、2時間前の7時半に到着。
早朝にもかかわらず、子ども達は元気よくグラウンドを駆け回っていました。
先生方の気遣いがとても細やかで、体育館舞台袖には、畳を敷いて下さって、まるでホールの楽屋のように準備されてました。
開演前の先生方のお話が終わり、いよいよ演奏が始まると、興味津々で身を乗り出しながら聴いてくれる子ども達。
各地の民謡を披露するとリズムに合わせて踊ってくれたり、手拍子をたたいたり、とても楽しそう!
地域の方も80名ほど見えてましたが、中には92歳の方も車いすでご来場下さって、涙を流しながら喜んでおられたそうです。
村上三絃道のスクールコンサートは、地域の皆さんと、子どもたちとが一緒に楽しんいただけるのが、一番の特徴です。
恒例の校歌演奏では子どもたちが大きな声で歌ってくださいました。
入学して、まだ2カ月足らずの1年生も歌詞を覚えていて、しっかり歌ってくれて感激!
三味線体験コーナーでも元気よくステージに上がってくれて、大盛況となりました。
最後に6年生の生徒代表のお礼の言葉がとても感動的でしたので、ご紹介いたします。
今日は津軽三味線の素晴らしい演奏をきかせてくださり本当にありがとうございました。
僕は今まで音楽や社会の勉強で民謡や伝統芸能について学ぶ機会はありましたが、このように生の演奏を間近できくのは初めてでした。
僕が一番心に残った曲は天地創造です。
なぜかというと、穏やかな曲とはうってかわって激しい曲だということが心に残りました。
また校歌を三味線と尺八の伴奏で歌えたことがうれしかったです。
そして日本にこのような素晴らしい音楽があり、受けつがれてきていることに感動しました。
もっと日本の音楽や文化を知りたいと思いました。
今日は本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。
6年2組 春山直輝君
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