2013年6月14日(金)9年目を迎えた平成25年度静岡県スクールコンサート(静岡県教職員互助組合主催)の最終日、掛川市立桜木小学校でのスクールコンサート。
真夏を思わせる良い天気となりました。
運動場では児童生徒達の元気な声が響いています。茶畑が広がる静岡県でも屈指のお茶の産地。控室には掛川産の冷たいお茶、お絞りを用意して下さいました。
新聞社等の取材もたくさん来られて最終日は賑わいました。皆様がどんな風に記事を書いて下さるのか楽しみです。
さて桜木小学校は、クラス名を月組、雪組、星組、花組と分けられていて、まるで宝塚歌劇団のようです。
前半のステージでは、4年月組の女の子が、楽器紹介でステージに上がって下さって、三線、細棹三味線、津軽三味線の違いの説明を手伝ってくれました。
自分の指で弦を弾くと、振動が感じられるようで、「きれいな音!」と嬉しそうに呟いていました。
休憩10分を挟み、後半のステージで人気の曲「ソーラン節」を演奏すると、元気な掛け声と手拍子で、最高潮の盛り上がり。
チャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは、各学年男女ふたりづつ、計6名を選んでステージに上がっていただきます。
全員がチャレンジしたいと手を挙げてくれるので、選ぶのも四苦八苦。
高い競争率の中から、選ばれた生徒さんは嬉しそうに舞台へ。
姿勢も良く、堂々たる演奏ぶりでした。
音楽が苦手という先生も、生徒達と一緒にチャレンジ。子ども達も大喜びです。
終演後は、生徒代表の挨拶をいただきますが、「今日の演奏を聴き、これからもっと日本の伝統や歴史に興味を持ってみたい。感動しました」と述べて下さいました。
今年度もお陰様で無事、最終日を迎えることが出来ました。
ホッとすると同時に、淋しさもこみ上げてきます。
静岡の子ども達に会えるのは、また来年の6月。10年目を迎えることになります。
一期一会を大切に、これからの1年、次回に備えて精進して参ります。
尚、静岡のスクールコンサートでは、尺八演奏家の小湊法笙さんをお迎えして、特別バージョンで開催しております。素晴らしい笛の音です。
小湊さんにも心からの感謝をお伝えし、来年の再会を約束し、静岡県スクールコンサートは幕を閉じました。
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