2013年6月21日(金)島原市立三会小学校にて(一般財団法人長崎県教職員互助組合・島原市教育委員会主催)「津軽三味線スクールコンサート」が開催されました。
台風4号が九州に上陸するという不安の中、開催が危ぶまれましたが、開催日早朝には温帯低気圧に変わり、無事開催の運びとなりました。
体育館の中は、時折振り込む雨のために窓を締め、気温と湿気も上昇し、不快指数もマックス。
しかし、子ども達はスクールコンサートを楽しみにして下さってたようで、そんなことは気にもせず、笑顔で村上三絃道を迎えてくれました。
どんな状況であっても、着物を着て演奏するというスタイルは大事にしたい村上三絃道です。
汗を流しながらも着物姿で頑張りました(笑)
演奏をしながら生徒さんの様子を気にかけるのですが、三会小学校の皆さんは、演奏を聴きながらメモをとっている様子でした。
通常は、生徒代表の方が書くという場面は目にしたことがありますが、たくさんの生徒さんが真剣な顔で作文を書きながら演奏を聴いているのです。
その謎が終演後に分かりました。
担当の先生が、生徒さんにマイクを向けて、感想発表を促します。
すると、元気良く手をあげて、ひとりひとりが感想を述べてくれました。
「きれいな音で感動しました。」「日本の音に興味を持ちました。」「村上三絃道のコンサートに行ってみたい」「弾いてみたいと思いました。」たくさんの嬉しい感想をいただき、胸を熱くしながら言葉をかみしめました。
そして、初日の第四小学校と同じく、アンコールの声と拍手。
三会小学校でもアンコールにお応えさせていただきました。
思い出に残る島原の子ども達との出会い。
これからも真剣に心を込めて奏でたい・・・
子どもたちの拍手は、そんな気持ちにさせてくれます。
今年度からスタートした長崎県でのスクールコンサート、これからの出会いが楽しみです。
|