2013年6月26日(水)、10時開演、長崎県島原市立高野(こうや)小学校にて津軽三味線スクールコンサートが開催されました。
この日は朝から台風のような雨風。
楽器や音響機材を降ろすのも一苦労でしたが、学校の先生が手伝って下さって、何とか時間内に搬入することができました。
生徒の皆さんもきっと登校が大変だったと思います。
搬入が終わると、先生方が美味しいお茶とお菓子を持って来て下さいました。
急いで着物に着替え、お菓子をいただきながら開演待ち。
生徒の皆さんも、開演20分前には体育館に入ってきますから、舞台袖で様子を伺います。
開演前の校長先生の話によると、高野小学校は開校60周年。
「今日のコンサートは開校60周年のいい記念になります。」とおっしゃっていました。
また村上三絃道長崎支部の師範、由美啓先生が、お弟子さんと一緒にわざわざ長崎からお越しくださいました。応援団が来てくれたような気がして、心強く感じました。
10時開演でしたが、雨風が強い為、体育館の窓は閉めたまま…。
体育館はとても蒸し暑かったのですが、子ども達は真剣な眼差しで演奏を聞いて下さいました。
比較的おとなしい生徒さんでしたが、休憩時間になると舞台に駆け寄り三味線に興味津々。三味線触ってみる?と聞くと、すぐに人だかりができ、恐る恐る三味線の絃をはじく子ども達。
みんなとても嬉しそう!こちらまで笑顔になりました。
休憩10分間をはさんで、第二部は、人気のチャレンジ・ザ・和楽器のコーナー。
「弾きたい!」と、たくさんの生徒さんが手を挙げてくれました。
三味線を弾くのは初めてのはずですが、姿勢もよく上手に弾いていました。三味線にチャレンジしてくれた女の子に「三味線を弾いてどうでしたか?」と質問をすると、「きれいな音が出たけど、3人のプロの人には負けました」と可愛らしい素直な感想を述べてくれました。
演奏が終わる頃には、雨風もおさまり、青空が雲の隙間から覗いていました。
今日も子ども達に、元気と感動をいただきました!
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