主催:一般財団法人 長崎県教職員互助組合・島原市教育委員会・雲仙市教育委員会 後援:長崎県教育委員会
2013年6月28日(金)島原市立第五小学校にて、一般財団法人長崎県教職員互助組合・島原市立教育委員会主催の「津軽三味線スクールコンサート」が開催されました。 午前9時45分開演ですので、7時半学校到着。 体育館では、先生、生徒さんたちが慌ただしくステージ、会場設営の準備をされていました。 「おはようございます!」と言うと、元気に答えてくれる子ども達。 6年生が中心になってキビキビと動いてくれました。 早朝にも関わらず、地域の皆様も早くからご来場になり、大急ぎでリハーサルを終わらせ、本番に備えました。 幕が開くと、皆さんが真剣な表情で演奏を聞いて下さって感激しました。 家元がトークをしながら進行するのですが、沖縄の三線を紹介する際、「沖縄の皆さんは嬉しい時、三線を弾いて、歌って、踊って、喜びを10倍、100倍に大きくします。悲しい時、苦しい時もやはり歌って、踊って、悲しみ、苦しみを小さくしていきます。そんな魔法の楽器、三線です。」と、話をします。 家元の指名で三味線紹介の手伝いにステージに上がった男の子は、「さあ、魔法にかかって踊りましょう」という家元の言葉を聞き、三線の音が鳴り出すと、上手に踊り始めました。 会場中が大盛り上がりで、楽器紹介のコーナーが楽しく進んでいきます。 三線、細棹、津軽三味線の種類や演奏法の違いを良く理解していただいたようでした。 前半のステージが終わり、休憩時間にはコーヒー、紅茶、ほうじ茶を運んで来て下さいました。おいしいコーヒー、お菓子で、癒され、後半のステージもお陰様で、元気いっぱい演奏致しました! 第二部、チャレンジ、ザ、和楽器で三線にチャレンジした先生は「きれいな音がしました。まるで沖縄にいるようでした!」とコメント。皆さん、初めての三味線演奏でしたが、「ソーラン節」を上手に演奏し、チャレンジ大成功でした。 演奏後には、生徒の皆さんに感想を聞く時間が設けられ、たくさんの方が感想を述べてくださいました。「三味線には興味がなかったけど、今日の演奏を聞いて興味が沸きました!」と嬉しい感想を述べてくれた生徒の方もいました。 生徒代表の挨拶では、「澄みきったきれいな音でした。心に残りました。」と、あいさつ。 最後には校長先生が「本物の演奏を聞くと、心に響きますね!」と締めくくって下さいました。
第五小学校の皆さん、本当にありがとうございました! 皆さんの心に、三味線の音色がいつまでも、響いていますように。