2013年7月2日、14時開演、雲仙市立大正小学校にて一般財団法人長崎県教職員互助組合、雲仙市教育委員会主催の津軽三味線スクールコンサートが開催されました。
この日は夏到来といった感じの陽気で、体育館の中は暑く、じっとしていても汗が吹き出してきました。
でも、控室はクーラーの効いた部屋や冷たい飲み物を準備して下さっていて、お心使いに感謝いっぱいになりました。
演奏前には、生徒代表の挨拶をいただきました。
「プログラムを見ると、ソーラン節しか知っている曲がありません。他の曲も楽しみです。」と皆さんで楽しみに待っていて下さったとのことでした。
参加された3年生から6年生までの生徒の皆さんは、蒸し返す体育館の暑さにも負けず、私達の演奏をじっと聞き入ってくださるのが視線から感じられました。風が運んだ日本のメロディーという、各地の民謡をメドレーにした曲では、沖縄の谷茶前節、熊本の牛深ハイヤ節、徳島の阿波踊りでは、笑顔いっぱいで手拍子を打って下さいました。
楽器紹介では、3年生がステージに上がり、実際に三味線を持ったり、家元と踊ったり、大きさを比べたり、家元の楽しいトークに引き込まれ、暑さのことなんて忘れているようでした。
チャレンジ、ザ、和楽器のコーナーでは、「三味線を弾きたい人」の声にたくさんの生徒さんが手を挙げて下さいました。3、4年生1名づつ、5、6年生各2名を選ばせていただき、いざ三味線にチャレンジ!
先生も三線にチャレンジされました。
皆さん、初めての三味線演奏でしたが、見事なバチさばき!立腰の姿勢もバッチリ!
体験された先生は、三線の音で沖縄に行ったような気持ちになったと感想を述べてくださいました。
長崎県島原市、雲仙市でのスクールコンサート、前半の部は雲仙市立大正小学校で一旦終了。
後半の部は10月24日から巡回となり、残り6校を回ります。
秋の雲仙も楽しみにしているところです。
そして、6月5日から7月2日まで、静岡県、長崎県と全部で19校を回らせていただきました。
思い出に残るスクールコンサートばかりでした。
たくさんの出会い、本当にありがとうございました!
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