2013年7月3日(水)、午前10時半開演、宮崎市立鏡洲小学校にて「津軽三味線スクールコンサート」が開催されました。
鏡洲小学校は全校生徒20名の小さな学校です。
この日は2名の生徒さんが欠席されており、18名の生徒の皆さん、そして地域の方にご鑑賞いただきました。
生徒の数が少ないため、「太陽の広場」という集会室でコンサートが開催されました。
通常のスクールコンサートは、体育館に音響を設置して演奏するのですが、この日は音響無しで、生の音を聞いていただきました。
生徒さんと私たちとの距離も1メートルほど。
手を伸ばすと届きそうな距離で演奏を聞いていただきました。
いざ演奏が始まると、大きな音にビックリした様子の子ども達。
あまりにも近い距離での演奏だったので、みんな少し緊張気味でしたが、プログラムが進むにつれ、演奏や家元のトークに引き込まれ、次第に笑顔になっていく子ども達でした。
休憩中には、三味線が並べてある前の方に来て、三味線を色々な角度から観察していました。三味線にとても興味のある子ども達。「これが細棹やね!」とか「これが300万の三味線だ!」などと楽しそうに話していました。
チャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは、生徒の皆さん全員にチャレンジしていただきました。
他の学校では、全員がチャレンジする事はできないので、とてもラッキーな鏡洲小学校の子ども達。
皆さん姿勢もよく、三味線もとっても上手で、「太陽の広場」にみんなが演奏する「ソーラン節」が響き渡りました。
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