▼ドイツの新聞で紹介されました。 |
現地でも、大変話題となり、現地の新聞、ドイツ・アルゲマイネ ラバー ツァイトゥング紙にて紹介していただきました。 |
へ―レンギエルスドルフ市は、ミュンヘンから車で北へ2時間。ホップ畑が広がる長閑な田園風景が続く田舎町です。この地域も水害で被災されたそうですが、他にも深刻な地域がたくさんあるとのことで、支援が必要な方々のために協力体制をとっておられました。
へ―レンギエルスドルフに到着すると、まずは、チャリティーコンサート開催のためにご尽力をいただいたパウジンガーさんのお宅へご挨拶。パウジンガーさんは、1311年創業の世界最古の個人醸造所( マイクロブリュワリー)のオーナーさんで、八百年以上にわたり頑に守られてきた製法と技術で、プレミアムビールを丁寧に手作りされています。
ビール醸造所のお隣、パウジンガーさんのご自宅へ伺うと、へ―レンギエルスドルフ市長もすでにお越しで、村上三絃道や日本からの関係者の到着を待ってて下さいました。大歓迎で迎えて下さったパウジンガーさんや市長さん、ミュンヘンから運転して下さった大矢社長さん、皆が笑顔いっぱいになって握手と乾杯でコンサート前のミニセレモニー。
記念写真にもあるように、まるで家族のような温かな交流でした。
時刻はすでに16時半、ご挨拶もつかの間、チャリティーコンサートは19時開演ということで、準備の為に会場移動。
会場となっている市の体育館には、すでにステージが作ってありました。 |
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大矢社長始め、大矢社長さんがお手配して下さったドイツ語通訳の小林さん、日本から同行して下さった芸術プランナーの柳原久一郎さん、新宿・銀座「居酒屋みやこんじょ」の廣底政信社長ファミリー、そして、セレモニーに出席される宮崎市議会議員の内村健久さんが舞台スタッフとなって、万全の態勢でコンサートのサポートして下さいました。 |
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時刻は19時、チャリティーコンサートがスタートです。
市長さん、州知事さん始め、会場いっぱいのお客様にお越しいただき、演奏前にセレモニー。
市長、州知事、パウジンガーさん、大矢社長、地域の役員の方々がご登壇。
内村市議が、宮崎市の戸敷正市長の親書をへ―レンギエルスドルフ市長に贈呈しました。
へ―レンギエルスドルフ市長からは、ガラス細工のペナントが宮崎市へ贈られました。
続いて、口蹄疫の時の感謝を内村議員が、ドイツ語のスピーチで述べ、会場からは温かい拍手が起こりました。
セレモニーの後は、音楽での交流です。
村上三絃道の津軽三味線で開演。
前半の第一部は、三味線の演奏を中心に、第2部は、福岡在住のシンガーソングライター
Singer Chanceのステージ、第3部が民謡を交えた元気の出る演奏コーナーと、3部構成のコンサートを、約1時間半お楽しみいただきました。
友情出演して下さったSinger Chanceさんは、ドイツでも流行しているジブリのアニメソング、東日本大震災復興支援ソング「Sound Cloud」を熱唱。
「Sound Cloud」には、三味線の2重奏を挿入させていただきました。
そして、宮崎県綾町がユネスコエコパークに認定された際に作られたオフィシャルソング「シャイニング リーフ ストーリー」を、感動的に由宇月が歌いあげました。
第3部では、家元が予め勉強して来たドイツ語で、会場の皆さんにソーラン節の掛け声をお願いしました。
不思議と通じたようで、日本で開催するコンサートと同じように、ドイツの皆さんも「ハードッコイショ」「ソーラン ソーラン」と手拍子を打ちながら聞いて下さいました。
フィナーレは、太陽じょんがら!
「ドイツランド レーベホッホ(万歳)」と締めくくりましたが、アンコールの拍手が鳴りやみません。
時間は21時を過ぎてしまいましたが、宮崎民謡の「いもがらぼくと」を出演者全員でアンコール演奏させていただきました。
今回のチャリティーコンサート、日本の音と心が充分にお伝え出来たのではないかと思います。
大矢社長さんのお話では、今回のコンサートを皮切りにして、日本の素晴らしさをヨーロッパ各地に広げる演奏活動をして欲しいと、へ―レンギエルスドルフ市長さん方がおっしゃって下さったとの事です。
出会いと感動のチャリティーコンサート、毎年恒例になっていきますように!!!
チャリティコンサートに来てくださった皆さん、ありがとうございました!