主催:一般財団法人長崎県教職員互助組合・雲仙市教育委員会
2013年10月23日(水)、長崎県での「津軽三味線スクールコンサート」、後半の部がスタート致しました。 朝、6時半に宮崎を出発し、熊本港からフェリーに乗り島原港へ。 台風の影響で、いつもよりフェリーが揺れましたが、前半のスクールコンサートでは見ることができなかった、かもめを見ることができ、エサをあげたり、写真を撮ったりと、皆、おおはしゃぎでした。 さて、第一校目は長崎県雲仙市立西郷小学校。 西郷小学校に到着すると、校長先生を始め、先生方が楽器や機材搬入のお手伝いのために、待ち構えておられました。 爽やかにご挨拶され、機敏に動かれる先生方のお陰で、あっという間に搬入が終了し、気持ち良く準備することができました。 コンサートは、校長先生、生徒代表のご挨拶からスタート。 今日の開催を楽しみにしておられたとのことでした。 全校生徒114名、地域の皆様にたくさんの拍手で迎えられ、演奏が始まりました。 低学年の児童生徒もしっかり集中して聴いて下さって、演奏しながら胸が熱くなりました。 『風が運んだ日本のメロディ』というメドレー曲は、三味線の演奏に、歌や太鼓も加わりリズミカルな曲調です。 沖縄県の谷茶前節からスタートし、熊本県の牛深ハイヤ節、徳島県の阿波踊りよしこの、新潟県の佐渡おけさへと続きます。 そしてメドレーの最後は、津軽三味線のふるさと、青森県の津軽あいや節です。 メドレーが進むにつれ、体を動かしたり、手拍子を打ったりと、子ども達も私達の演奏に引き込まれ、ノリノリで演奏を聞いていました。 三味線にチャレンジのコーナーでは、たくさんの生徒さんが競い合うように手を上げてくださいました。 選ばれたのは各学年一人づつ、6名。 中には、人前に出るのがとっても苦手な生徒さんもいたようでしたが、見事にチャレンジ大成功。 いい経験になったと喜んでいただきました。 演奏後に校長先生からお聞きしたお話によると、以前も演奏体験のコーナーのあるスクールコンサートがあったそうですが、その時はまったく手を上げる生徒がいなくて、今日の積極的な様子に驚いたということでした。 また、開演前に挨拶をされた代表の生徒さんは、前日に村上三絃道ホームページをリサーチし、村上三絃道のことを原稿にしっかりとまとめて、挨拶に備えて下さっていたそうです。 嬉しいエピソードをたくさんお聞きし、校長室での話も弾みました。 保護者の方が生産されたというお菓子やお花もいただき、感謝いっぱいで西郷小学校を後にしました。 長崎県でのスクールコンサート、平成25年度も残り5校となりました。 一校一校、心を込めて奏でさせていただきます。
西郷小学校の皆様、地域の皆様、ありがとうございました!