2013年10月29日(火)、長崎県雲仙市立富津小学校にて「津軽三味線スクールコンサート」が開催されました。
富津小学校からは、穏やかな海が一望出来ます。
良いお天気に恵まれ、潮の香りを感じながら、午後2時からコンサートが始まりました。
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本日の開催校・富津小学校。
天気も良く、絶好のコンサート日和になりました! |
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穏やかな海が一望出来、景色も素晴らしい学校です。
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全校生徒34名ですが、地域、保護者の皆様、約60名の方がお越し下さり、体育館後方で子ども達を温かく見守って下さいました。
ステージには、電動式の幕があるのですが、これまでほとんど使用されていなかったようです。
しかし折角ですから、体育館のステージをコンサート会場に見立てて、オープニングは、幕を締め、感動的な開幕に演出。
幕が開くと、可愛い子ども達がじっと私達の演奏に耳を傾け、地域の皆さんと共に真剣な表情で聞いて下さいました。
楽器紹介コーナーでは、家元が1年生の男の子を舞台に連れてあがります。
家元が「どんな気持ちですか?」と質問すると、「恥ずかしい・・・」と一言。
しかし、三線の紹介の場面で、家元に促され、島唄のリズムに合わせて踊ってくれました。
三線、細棹、太棹三味線の違いを、楽器を見せながら、音を聞いていただきながら紹介するのですが、子ども達にも三味線の特徴がよく分かったようでした。
後半のステージでは、ソーラン節をテーマに、掛け声や、三味線にチャレンジ。
どこの学校に行っても、子ども達に大人気の「ソーラン節」ですが、4・5・6年生が運動会で踊ったとのことで、6年生7名が急遽、舞台前へ。
家元の唄、三味線、太鼓の生演奏で、力強く踊ってくれました。
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ソーラン節では、6年生7名が代表で踊ってくれました。 |
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他の生徒さんも手拍子で参加。 |
子ども達が前に出るたびに、地域の皆さんが前のめりの姿勢で、応援して下さいます。
学校と地域が一つになって、子ども達を育んでいる様子に、胸が熱くなりました。
子ども達はとってもシャイで、人前に出るのがちょっと苦手。
でも、明るい笑顔がとっても素敵です。
富津小学校のイメージは、笑顔の花、満開。
終演後、学校を後にする際も、子ども達が見送って下さいました。
穏やかな海のような子ども達。
心に残る富津小学校のスクールコンサートでした。
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