２０１３年１０月３０日（水）、長崎県雲仙市立千々石（ちぢわ）第二小学校にて「津軽三味線スクールコンサート」が開催されました。

千々石小学校は全校生徒２４名、棚田が有名な地域で、学校からはのどかな田園風景が広がっています。
そんな自然豊かな環境の中、のびのびと勉強やスポーツに励む子ども達。
先生方も笑顔で迎えて下さって、音響機材や楽器搬入のお手伝いを段取り良く手伝って下さいました。
控室も綺麗に掃除されており、準備もあっという間に整いました。
ステージには、「津軽三味せんコンサート」「あ・り・が・と・う」と子どもたちが2日掛けて作って下さったという可愛らしい文字が飾ってあって、津軽三味線スクールコンサートを心待ちしておられたようでした。

千々石小学校は、棚田が有名な地域にあります。		ステージには「ありがとう」の文字が！

また、この日は、雲ひとつない秋晴れで、楽器にとっても最高の天気、気候。
地域の皆様もほとんどが、初めて津軽三味線を聞かれるということで、演奏が終わるたびに、大きな拍手を送って下さいました。
本当に小学生？と思うくらい、鑑賞態度１００点満点！の子ども達。
保護者、地域の皆様も子ども達の後方で、温かく、そして微笑ましく見守っていらっしゃいました。

スクールコンサートスタートです！		とっても素晴らしい鑑賞態度で、私たちの演奏を聴いてくださいました。

演奏終了後には、子ども達から嬉しい感想のプレゼント。
先生が「感想を言いたい人！」と言うと、子ども達全員が「はーい！」と手を挙げてくれました。
「きれいな音がしました」「三味線にとても興味を持ちました」など、嬉しい感想をいただきました。

		代表で3人の生徒さんより感想をいただきました。

終演後は、校長室で、美味しいお茶とお菓子もいただきました。
地域の方が届けられたという薫り高い柚子や、地元の銘菓もお土産にいただき、先生方のお心配りに感謝いっぱいで学校を後にしました。

生徒数は少ない千々石第二小学校ですが、熱い想いは１００人以上。
感動のスクールコンサートとなりました。