5月27日(火)午前の部・南島原市立深江小学校にて。
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青空の広がる爽やかな朝。
8時前には深江小学校に到着し、楽器、機材搬入、そして、リハーサルと、本番に備えて万全の体制で臨みました。
馬場分校の全校生徒は1、2年生のみ、諏訪分校は1年生のみが在校し、学んでいるそうです。
深江小学校まで徒歩で移動。
合同開催となりました。
また、地域の皆様も多数ご来場下さいました。 |
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深江小学校の隣には深江中学校が隣接。
もともと合同で使用されていたという大きな体育館でしたが、中学校に新しい体育館が出来たそうで、現在は小学校の体育館となったそうです。
大きな体育館は練習するのにも好都合で、スポーツ面にも力を入れておられるという話でしたが、運動器具がきちんと整理整頓されている点など、運動に対する意識の高さを感じました。
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ステージには立派な緞帳がありましたが、ほとんど使ったことは無いそうで、今回のスクールコンサートで使用された緞帳をご覧になって驚いておられました。
子ども達の素早い行動で、開演20分前には聞く態勢が整っていました。
地域の方が到着される間、校長先生が和楽器について話しておられました。
幕が開くと、演奏に釘付け。
三味線を聞くのは初めて!という子ども達、興味津々です。
まずは津軽三味線の演奏を2曲お聞きいただき、演奏の後は、出演者の自己紹介。
まずは家元、そして由宇月、華映へと続きます。
トークを交えて進行していきますが、400年前に中国から沖縄に伝わり、津軽三味線に変化して行った日本の調べをメドレーにした風が運んだ日本のメロディは、児童生徒が楽しそうな表情で聞いて下さいます。
沖縄から九州、四国、新潟、青森までの代表的な曲を5曲メドレーで聞いていただきました。
手拍子を打ちながら聞く曲、身体を動かしたくなるような軽快な曲、手拍子を打たずにじっと聞く曲など様々。
曲の違いを身体で感じていただけたことと思います。
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メドレーの後は楽器紹介。
3種類の太鼓の音、そして三線、細棹三味線、津軽三味線の3種類の異なる奏法や音色を比較しながら、聞いていただきましたが、家元のアシスタントに選ばれた1年生男子が、緊張しながらも一生懸命お手伝いをしてくれました。 |
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2部演奏のソーラン節は、どこの学校に行っても大人気で、みんなが知っている民謡のようです。
「ハードッコイショ ドッコイショ! ソーラン ソーラン!」と元気いっぱいにお囃子を掛けて盛り上げてくれる子ども達。
演奏側も嬉しくなります。
本校の生徒さんも分校の生徒さんも一つになって、スクールコンサートを楽しんで下さいました。
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最後のお礼の挨拶では、6年生が2人で声を合わせて、感謝を伝えて下さって、胸が熱くなりました。
こちら側の感謝として、各学校で、村上三絃道の演奏を楽しんでいただけるよう、オリジナルCDを贈呈させていただきました。
校内放送や音楽の時間などで聞いていただけると嬉しいです。 |
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