2014年6月13日(金)宮崎市立大塚小学校にて。
梅雨の真っただ中にもかかわらず、この日は、夏のような青空が広がり、体育館には爽やかな風が吹き渡り、気持ちの良いコンサート日和となりました。
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村上三絃道から移動時間30分程度ですが、大塚小学校は学校前の通学路が一方通行になっているため、音響チームは、子ども達の登校と重ならないように7時には学校に到着。
出演者は、着物を着て9時に学校に到着し、リハーサルを行いました。
10時開始のコンサートを、先生方が用意して下さった冷たいお茶をいただきながら待ちました。 |
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大塚小学校の児童生徒の皆さんは760名余り、体育館いっぱいの子ども達に歓迎され、「津軽じょんがら節」の演奏からスタートしました。
大人数での鑑賞でしたが、大塚小学校の皆さんは聞く態度が素晴らしく、楽しい曲の時には手拍子を打ちながら身体をリズムに合わせ、静かな曲の時には、じっと静かに聞いて下いました。
けじめのある態度で、聞き上手、本当に感心致しました。 |
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家元が「大塚小学校の皆さん、おはようございます!!」と言うと、大きな声で「おはようございます!!!」と、気持ちの良い挨拶が返ってきました。
元気な声のやり取りに、朝から嬉しくなりました。
1曲演奏をする度に、大きな拍手を送って下さる大塚小学校の皆さん。
演奏する側もついつい演奏に力が入ります。 |
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スクールコンサートで必ず演奏する曲は、「ふるさとの民謡」。
皆さんが住んでいる地域の民謡を演奏します。
大塚小学校の皆さんには「いもがらぼくと」を聞いていただきました。
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そして今回は、特別にもう1曲、村上三絃道のオリジナル曲「人と地域の応援歌 燦々七拍子〜未来へ」を聞いていただきました。
この曲は、今年3月に発売したCDに収録されており、宮崎市の小・中学校82校へCDをプレゼントさせていただきました。
大塚小学校では、給食の時間に聞いていただいているとの事で、「燦々七拍子〜未来へ」の音楽が鳴り出すと、皆さん元気良く、三三七拍子の手拍子をしてくださいました。
応援団のリズムは、心もひとつになり、更に元気が出ます。
みんなこの曲が大好きのようです。
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生徒さんの近くで「燦々七拍子〜未来へ」を歌いました。 |
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三々七拍子のリズムに合わせて手拍子する生徒さん。
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また、終演後には、素晴らしいお礼の挨拶とお花をいただきました。
心から感謝申し上げます。
最後に、生徒代表お礼の言葉を紹介させていただきます。
今日は、大塚小学校で演奏してくださり、ありがとうございました。
私が印象に残っている曲は、津軽あいや節です。
力強いげんの音と、伸びのある歌声、そして平だいこ、おけどう、しめだいこ、複数のメロディーがかもし出す美しさは、言葉にできないくらい素晴らしかったです。
又、普段、親しむことのない和楽器ともふれあえ、とても楽しい時間でした。
私はピアノを習っています。
ピアノの先生から「演奏っていうのは、演奏者と楽器が心を一つにすることなのよ。」といわれました。
私は美しく、そして力強い絃のひびきを聞いて、村上三絃道の方々は、楽器と一体となって演奏しているんだなあと思いました。
今日は、たくさんの元気をいただき、本当にありがとうございました。
これからも、伝統音楽を通して、たくさんの人々に夢と希望を届けてください。
児童代表 六年三組 渡邊亜弥
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