平成26年10月23日(木) 午前の部・川棚特別支援学校にて
川棚特別支援学校の小学部、中学部の30名、小串小学校の5年生、6年生90名の合同で開催されました。
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体育館内は、間も無く開催されるという学習発表会「元気まつり」へ向けての準備もされ、ステージに車椅子で上がれるように工夫がしてありました。
また、壁には「村上三絃道のみなさん ようこそ川棚へ」の歓迎の言葉。
津軽三味線の演奏を楽しみに待ってて下さったようでした。
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開演20分前には、小串小学校の生徒たちも体育館へ集合。
川棚特別支援学校まで徒歩15分で、移動して来たそうです。
体育館の前方には、川棚特別支援学校の小学部、中学部の生徒さんが、後方には小串小学校の5、6年生が仲良く並んで静かに開演待ち。
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元気まつりでお琴の演奏をされるという川棚特別支援学校の校長先生が、お琴の話を交えて開演前のお話をされましたが、「お琴の弦は13本ですが、三味線の弦は何本でしょうね???」と、児童生徒が楽器に興味を持つよう投げかけて下さいました。
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オープニングの津軽三味線を真剣な眼差しで見つめる子ども達、演奏ごとに大きな拍手を送って下さいました。
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演奏の合間には和楽器の紹介コーナー。 「三味線の特徴」を説明するために、家元が「誰かお手伝いしてくれる方はいませんか?」と問いかけるとたくさんの生徒さんが手を上げてくれました。
手を挙げるのが一番早かった小串小5年生の男子が選ばれ、前に。
沖縄の三線、細棹三味線、津軽三味線の重さ、大きさ、音の特徴、構え方など、代表の生徒さんと家元が掛け合いで進めていきます。 |
三線の紹介では、音に合わせて生徒さんが踊ってくれましたが、フロアで見ていた生徒たちも一緒に踊り出し、大変盛り上がりました。
生徒の皆さんがしっかりと、コンサートを楽しんでいる様子が表情から伝わってきます。
マナーも良いですし、感心な子ども達に感動でした。
子ども達の大好きな「ソーラン節」を披露すると、大きな声で「ハァー ドッコイショ ドッコイショ」「ソーラン ソーラン」と掛け声。
川棚特別支援学校では踊りを練習中ということで、踊ってくれる生徒さんも。
チャレンジのコーナーも大人気で、中等部の4名が一つの椅子に交互に座って仲良く三味線を弾いてくれました。
元気まつりでお琴の演奏をされるという中等部の女子生徒さんも三味線に挑戦。
お琴の音色も好きだけど、三味線の音も綺麗でしたと笑顔で感想を述べてくれました。
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演奏をしっかり聞き、手拍子でリズムに合わせて、楽しみ上手な子ども達。
これまで触れたことの無かった日本の音楽にもこれから興味を持ちたいと話してくれました。
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