2014年 10月23日(木) 午後の部・長崎県立桜が丘特別支援学校にて
気持ちのいい秋晴れの中、午前中のスクールコンサートを終え、桜が丘特別支援学校へ移動。
学校へ到着すると、先生方が元気の良い挨拶と笑顔で出迎えて下さいました。
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午前中の学校も、桜が丘特別支援学校もステージを使わず、生徒さんと同じ目線でフロアーで演奏させていただきました。
一番前の生徒さんとは3メートルほどの距離ですから、中等部、高等部の皆さんの表情がよく分かりました。
保護者の方もたくさんお越し下さり、一緒に楽しんでいただけたようでした。
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三味線の紹介コーナーでは、三味線の違いが分かるように1人の生徒の方にお手伝いをいただきます。
家元が「お手伝いしてくれる人!」と言うと、高等部の2人の方が手を挙げてくださいましたが、お手伝い出来るのは1人だけ。
2人で仲良くじゃんけんをし、勝った生徒さんに決定!
負けた生徒さんは本当に悔やしそう!!!そんな様子の2人に会場から大拍手!!!
とても愉しい雰囲気でコンサートが進行しました。
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3種類の三味線を紹介するコーナーで、特に盛り上がるのが三線。
音が鳴りだすと、家元と踊りました。
また、重さの比較をする場面で、三線を持った感想を聞くと「見た感じより重いです」と的確な感想を述べてくださいました。
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1部と2部の間の休憩時間には、皆さん三味線や太鼓の回りに集まって来ました。
「三味線が触りたいです。触ってもいいですか?」と礼儀正しい生徒の皆さん。
「いいですよ」と言うと、嬉しそうに三味線を弾いたり、持ったりして三味線を体で感じていました。
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三味線に興味を持ち、来てくれた生徒さん。
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2部は皆さんが大好きな「ソーラン節」、そして「三味線体験コーナー」。
「ソーラン節」では、曲を聞いてるうちに踊りたくなったようで、前に出て踊って下さる方、椅子に座ったまま、手を上手に動かして踊って下さる方と、会場を沸かせてくれました。
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プログラム最後の「津軽じょんがら節」が終わると、生徒代表の方からお礼の挨拶と花束をいただきました。
お礼の挨拶では
「三味線は、楽しくて、凄くて、カッコ良いですね。今日は三味線を聞くだけではなく、体験したり、体で感じたり、存分に楽しませていただきました。
是非、これから日本の楽器にも触れてみたいです。」
など心温まる感想をいただきました。 |
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挨拶が終わると嬉しいことにアンコール。
アンコール曲は皆さんが大好きなソーラン節!
たくさんの生徒が前に出て踊って下さって、私たちの演奏と生徒の皆さんの踊り、先生や保護者の方の手拍子で会場が一つになり素晴らしい時間となりました。 |
お礼に差し上げた村上三絃道の記念CDにも、サインをして欲しいとのことで、出演者が心を込めてサインさせていただきました。
思い出に残る最高のスクールコンサートとなりました。
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