主催 一般社団法人 長崎県教職員互助組合、南島原市教育委員会 後援 長崎県教育委員会
10月28日(火)午後の部・南島原市立梅谷小学校にて。 急な坂道を上がり、学校に到着しました。 子ども達がこの坂を歩いて登り下りしているかと思うと、可哀想になるくらいの傾斜。 雨風の強い日はさぞかし大変なことかと思いました。
午前の部、龍石小学校から梅谷小学校へ大急ぎで移動。 車を体育館に横付けし、音響機材や楽器を搬入、コンサートの準備。 午前中の龍石小学校が全校生徒38名でしたが、こちらは7名。 少人数ではありますが、音響をセットしコンサートホールで聞いていただいてるように音作り。準備万端で臨みました。 さて、全校生徒7名のうち、1年生は0名、女子が2名。 その女子2名も姉妹だそうです。
そんな家族的な梅谷小学校ですが、残念なことに今年で閉校。 それをご存じなかった地域の皆さんもいらっしゃったようで、今年で閉校になるとの話を聞き、ご自身の母校でもある皆さんは、大変感慨深い様子でした。 校長先生が、古い卒業写真の額を体育館に持ってこられると、「これ私だわ?!」と懐かしそうにお喋りが弾んでいました。 また、津軽三味線をお好きな方々も遠方から駆けつけて来て下さったそうで、大人数でのコンサートとなりました。
多くの方々に囲まれて、少々緊張気味の子ども達でしたが、チャレンジ ザ 和楽器のコーナーは全員参加。 家元がバチの持ち方、姿勢、構え方を短時間で説明しました。 すると、集中力の高い子ども達は、皆、上手に三味線の音を響かせてくれて、大拍手。 村上三絃道が演奏した時よりも拍手が大きかったかもです(笑)
最後は地域の皆さんも加わって記念撮影。 思い出が出来ましたと、大変喜んで下さいました。 統廃合が進む南島原市の小学校。 今年で閉校という学校が多い中、村上三絃道のスクールコンサートが良い記念となったようです。
最後の生徒代表の挨拶では6年生の男子が、悲しい時は三味線の音を思い出して元気になりたいと思いますと、嬉しい言葉を送って下さいました。 村上三絃道にとっても感動のひとときになりました。
南島原市立梅谷小学校の皆さん、本当にありがとうございました。