2014年11月4日(火)午後の部・南島原市立堂崎小学校にて。
北は雲仙、南は有明海に囲まれた堂崎小学校。
平成26年度の長崎でのスクールコンサート最終校となりました。
到着して楽器を搬入していると、「お姉さん美人―!」「綺麗―!」と声をかけてくれる元気いっぱいの子どもたち、お世辞でも嬉しいですね(笑)。
搬入を終え、用意していただいたお弁当をいただき、会場となっている音楽室に戻ろうとすると、廊下に一人、プラスティックの入れ物を磨いている男子がいました。
「何をしているの?」と覗き込むと、大きな亀の姿。
話を聞いてみると、なんと10年以上も飼われているのだそうです。
名前はガメラ。
屋台で買ってきたミドリガメが皆のお世話で大きく成長したのだそうです。
6年生の男子がお世話係ということで、お掃除をしているところでした。
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さて、体育館の耐震工事中ということで会場は、2階の音楽室。
101名の1年生から6年生の児童の皆さんが集まりました。
1曲目の津軽じょんがら節で三味線の音が鳴ると、1番前の1年生の1人が「おぉー!」と声を上げ、三味線の音に驚いたようでした。
その後の自己紹介では家元の「村上由哲です」という自己紹介に「なんで男の人の名前やと?」「お父さんの名前ば、とったと?」と、島原弁で質問の嵐。
家元が丁寧に質問に答え、児童生徒と会話をするようにコンサートが進んでいきました。 |
本当に元気のいい子どもたちで、曲に合わせて手拍子をしたり、リズムに合わせて体を揺らしたり、三味線の音だけではなく太鼓の音や民謡も楽しんでいただけたようでした。
最後の曲目が終わるとアンコール。
村上三絃道のオリジナル曲「燦々七拍子〜未来へ」を披露いたしました。
堂崎小学校の児童の皆さんと先生方と一緒に三々七拍子の手拍子を打って楽しみました。
スクールコンサート終了後、三々七拍子の手拍子を打ちながら帰ってくれる児童の皆さん。
それを聞いて心があたたかくなりました。
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お陰様で、今年度の33校目の堂崎小学校スクールコンサートも無事に終了。
たくさんの皆さんにお世話になりました。 |
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