2014年11月14日(金)、日向学院中学校にて。
2014年のスクールコンサート最終校は宮崎市の日向学院中学校。
11月14日、15日の2日間に渡り、文化祭「若鳩祭」が開催されており、村上三絃道はゲスト公演として演奏させていただきました。
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日向学院中学校は、村上三絃道から車で15分くらい。
演奏開始は9時15分ですので、音響チームは、7時に学校入りし、準備を進めました。
一方、演奏者は本部に6時半集合。
着物に着替え、学校に向かいました。 |
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会場は日向学院の敷地内にある「ドン・ボスコ記念館」。
まずは、オープニングセレモニーが開催され、若鳩祭副実行委員長の生徒の方が開会宣言をされました。
文化祭ということで、最初から大盛り上がり。
緞帳が開くと、初めて聞く津軽三味線の演奏に釘付け状態でした。 |
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鑑賞態度が素晴らしい生徒の皆さん。
曲の移り変わりを表現した「風が運んだ日本のメロディ」では、沖縄県の谷茶前節からスタートし、熊本県の牛深ハイヤ節、徳島県の阿波踊り「よしこの」、新潟県の佐渡おけさ、青森県の津軽あいや節へと続きます。
谷茶前節や阿波踊りで家元が手を上げて踊ると、生徒の中にも一緒になって踊ってくださる方がいらっしゃいました。 |
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三味線の紹介コーナーでは、三味線の重さや違いが皆さんに伝わるように、1人の生徒の方にお手伝いしていただきます。
今回は3年生の男子生徒さんがお手伝いして下さいました。
三線の紹介の時に家元が「三線は魔法の楽器です。この音を聞くと悲しい事も辛い事も全部吹き飛んで、嬉しい気持ちになります。そして踊りたくなります。」
と説明すると、男子生徒の方も家元の魔法にかかって下さり、上手に踊って下さいました。
会場の生徒の皆さんも一気に笑顔になり、会場が笑いに包まれました。 |
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ふるさとの民謡のコーナーでは「いもがらぼくと」と、人と地域の応援歌「燦々七拍子〜未来へ」を披露。
皆さんの三々七拍子の手拍子がホールいっぱいに響きました。
また、ラテンのリズムの「太陽じょんがら」も大好評。
ノリノリで演奏させていただきました。 |
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最後に、生徒代表の方から花束とお礼の言葉をいただいて終了。
今年最後のスクールコンサートは、朝からの厳しい冷え込みにもかかわらず、心が熱くなるような思い出に残るものとなりました。
生徒の皆さんの心にも、いつまでも津軽三味線の音色が響いて下さると嬉しいです。 |
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