2015年6月2日(火)午前の部・新上五島町立北魚目小学校にて。
一般財団法人 長崎県教職員互助組合主催のスクールコンサート平成27年度は、離島を巡回。
長崎県五島列島の新上五島町での開催となりました。
|
|
初日は新上五島町立北魚目小学校。
朝8時、学校に到着すると校長先生が出迎えて下さって、体育館までの道案内をしてくださいました。
また、先生方も私達のためにスリッパを持って来て下さったり、音響機材や楽器をテキパキと運んでくださったりと、爽やかな笑顔であっという間に搬入が整いました。
控室には温かいお茶、冷たいプーアール茶、水、お菓子が準備されており、私達を待っていてくださったという「おもてなし」が伝わってきました。 |
北魚目小学校は全校生徒30名。
小規模校ということでステージを使用せず、体育館のフロアーで生徒さんの目線に合わせて演奏させていただきました。
しかし、北魚目中学校30名の生徒さん、番岳保育所の園児、地域の方々も80名ほどお越しになり、大コンサートとなりました。
北魚目小学校の先生方がポスターやブログなどでも呼び掛けて下さったお陰でたくさんお集まりいただき、後方から子ども達を温かく見守って下さいました。
地域の方々がこのように大勢集まられたのは初めてとのことで、先生方も嬉しそうでした。
村上三絃道のコンサートの特徴は、生徒、地域の方々が一緒になって演奏を楽しめること。
学校が地域とひとつに結ばれ、体育館がアットホームなコンサート会場に大変身します。
ご高齢の方々も子ども達と触れ合うことや演奏をお楽しみいただくことで元気になっていただけるようです。
|
|
さて、午前10時からスクールコンサートがスタート!
フロアーでの演奏ですので、先生の「よろしくお願いします!」という合図で定位置へ入りました。
どんな子ども達が待ってて下さるのかワクワクしながら椅子に座ると、目をキラキラと輝かせた子ども達が今か今かと待っててくれました。
家元の「ハッ」という掛け声で「津軽じょんがら節」の演奏から始まりました。
手の動き、家元の話を真剣な目で追いかけるように聞いてくれる子ども達に演奏側も感動のひとときでありました。 |
|
|
第2部のオープニング、「ソーラン節」では、子ども達、地域の皆さんも一緒になって掛け声の練習をしました。
どこの学校に行っても大人気の「ソーラン節」、中学生の皆さんも恥ずかしがらずに、大きな声で掛け声をかけてくださいました。 |
|
|
また、「チャレンジ・ザ・和楽器」のコーナーでは小学生、中学生の皆さんそれぞれ6名の方が三味線に挑戦!
家元が「三味線を弾く時には立腰の姿勢が大切です。」と話しをすると、皆さん正座をして立腰の姿勢を練習しました。
立腰のお陰で三味線の演奏もバッチリでした!
沢山の地域の皆さんに見守られ、終始和やかなコンサートとなりました。 |
最後は、全員で記念撮影。
北魚目小学校での思い出を写真に刻みました。
心に残る、北っ子達との出逢いに感激のスクールコンサートとなりました。
|