2015年6月3日(水)午後の部・新上五島町立有川小学校にて
午後になると朝からの雨はすっかり止んで、青空が広がり、太陽に反射した五島の海はキラキラと輝いていました。
自然がいっぱいの新上五島町の子どもたちは元気!!!
それは地域の皆様や先生方も同じです。
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特に、有川小学校でとてもユニークな先生方に出逢いました。
まるで、上方漫才を見ているように絶妙の掛け合いで、その場を和やかにしてくださる先生。
準備を手伝ったり、お弁当を運んで下さったり、片づけをして下さったり、その合間、合間におっしゃる冗談がなんとも楽しくて面白いのです。
そんな先生がいらっしゃるからでしょうか、生徒の皆さんもとっても明るい。 |
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また、近くの保育園からも園児たちが保護者の方たちと見に来てくだいました。
リズムに合わせて体を動かしたり太鼓を叩く真似をしたりと、小学生と一緒に日本の音を楽しんでくださったようです。 |
体験コーナーではたくさんの子どもたちが三味線を弾きたいと手を挙げてくれました。
選ぶのが申し訳ないくらいの元気良さ。
でも心を鬼にして各学年1名ずつ、そして先生、園児2名を舞台に上げました。
園児達は、鈴などの鳴り物で有川小学校の子どもたちの三味線に色を添えてくれました。
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体験終了後、家元が感想をインタビューすると、「正しい姿勢で三味線を弾けばきれいな音がするんだと思いました。弾いてみると大変難しくて、村上三絃道の皆さんは凄いと思いました!!!」と素晴らしい感想をいただき、感動してしまいました。 |
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人気の「太陽じょんがら」も大盛り上がりで、「がんばれ!元気!有川!」という私達の声の後に続いて同じように「がんばれ!元気!有川!」と掛け声で応援してくださいました。
6年生が率先して盛り上げてくださったようでした。 |
演奏が終了すると、拍手とアンコールの声が鳴りやまず。
子ども達の大好きなソーラン節で、アンコールにお応えさせていただきました。
体育館いっぱいに広がる子どもの声、全校生徒、地域の方々が一つになり、有川小学校のスクールコンサートは大成功で終了いたしました。
最後にいただいた生徒代表の6年生のお礼の挨拶を紹介させていただきます。
じょんがらという曲は、三味線だけなのかなあと思うほどのたくさんの音が聞こえた曲でした。
三味線の音色は聞いたことなかったけど、こんな音色なんだと思いました。
テンポが速くなったところは手がくるくる回っていてすごかったです。
五つ星を三味線の伴奏を聞きながら歌ったらすごく今までのイメージと変わりました。
でも三味線と一緒に歌うのも楽しかったです。
僕は体験できなかったけど、こんなに近くで三味線を聞けてよかったです。
今日はありがとうございました。
ぜひまた来てください。
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