2015年6月3日(水)午前の部・新上五島町立奈良尾小学校にて。
エメラルド色の海が目の前に広がる奈良尾小学校。
会場となったのは奈良尾中学校の体育館。
昨年、完成したばかりということで、設備も充実していました。
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海を見ながら移動すること40分。
7時20分に到着すると佐藤校長先生や担当の先生方がお出迎えをしてくださいました。
手際良く搬入を手伝ってくださって、ひと段落すると、「何か必要なことはありませんか?」と、親切に声掛けしてくださいました。
初日の学校もそうですが、先生方がとっても気配りして下さいます。
島の風土なのかもしれませんね。 |
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さて、前日から朝まで降り続いた雨にも関わらず、地域の方もたくさんお越しくださいました。
地域の皆さんが温かく見守る中、元気の良い奈良尾小学校の子どもたちは、積極的にコンサートを楽しんでくれました。 |
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三味線を紹介するコーナーでは、一年生の男子が選ばれ、家元と2人で、三線、細棹、津軽三味線の特徴を説明しました。
楽器の大きさを男子生徒さんの身長と比べてご覧いただきましたが、津軽三味線の大きさに歓声が上がりました。
小さな体で楽器を持ち比べしてくれて、大きさ、重さの特徴が良く伝えられたようでした。 |
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故郷の曲を紹介するコーナーでは、新上五島町の町民歌の「五つ星」を三味線と太鼓で伴奏し、由宇月と生徒の皆さんで大合唱。
さだまさしさんが作られた爽やかな歌で、新上五島町の素晴らしさが歌われています。
3番の歌詞に出てくるのが「黒潮めぐる 五島灘 皆と賑わう海の幸 鶯の声 水清く」。
時折、聞こえてくる鶯の声に感激でした。 |
また、生徒代表の生徒さんが書いてくださった感想文を家元が受け取り、お礼に村上三絃道のCDを贈呈させていただきました。
お昼の時間に早速お聞きくださるとのこと。
村上三絃道のことをいつまでも覚えていて欲しいものです。
終演後は、先生方に見送られ午後の開催校、有川小学校へ移動。
感動の出逢いがいっぱいの新上五島スクールコンサートも無事に2日目となりました。
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