2015年6月4日(木)午後の部・新上五島町立上郷小学校にて。
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午前中の新上五島町立魚目小学校スクールコンサート終了後、振袖のまま車移動。
12時前には上郷小学校に到着し、スクールコンサートの準備をしていると、お昼休みということで子どもたちが運動場で元気に遊ぶにぎやかな声が聞こえてきました。
「こんにちは!」とたくさんの子どもたちから声を掛けられました。
津軽三味線スクールコンサートを楽しみにしてくれていたようでした。 |
開演時間となり、幕が開くとたくさんの拍手。
地域の方は、約100名ほどのご来場がありました。
地域の皆さん、先生方が温かく見守る中、子どもたちは伸び伸びと発表したり、大きな声で掛け声をかけたりと、元気いっぱいの笑顔。
地域と学校が繋がっている様子が子どもたちの姿から感じられました。
ほとんどの皆さんが、津軽三味線の生演奏は初めてとのことでしたが、演奏をしっかり観察し、三味線を弾く真似をしたり、手拍子で応援してくれたり、興味津々で鑑賞してくれました。
また、村上三絃道のスクールコンサートでは必ずプログラムに入れている地域の歌として、地元で大事にされている歌や校歌を三味線、太鼓でアレンジで披露するのですが、今回は、新上五島町の町歌「五つ星」のリクエストをいただきました。
この曲は、さだまさしさんが補作詞、作曲された名曲で、新上五島町の自然や、人々の生きる姿勢などが、深く込められています。
受付の際に配っていただいた歌詞カードを見ながら3番までを全員で声高らかに歌って下さいました。
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村上三絃道がノリノリでお届けする「太陽じょんがら」は、ラテンのリズムと津軽三味線の響きを融合させた曲。
演奏者も踊ったり、立ち上がったりして演奏するのですが、子ども達も身体を揺らして音やリズムを楽しんでくれるので、その姿を見て私たちも元気をいただいています。 |
聞いて下さる皆さんも私達も共に感動のひとときを過ごしている、このスクールコンサート。
終演後は、「感動しました」と何人もの先生方に声をかけていただきました。
村上三絃道の車を見つけた下校中の生徒さんも駆け寄ってきて、別れを惜しむように見送りをして下さいました。
キラキラ輝く子どもたちの瞳は、太陽の光を浴びて輝く五島灘のように輝いていました。
太陽の光を浴びてキラキラと輝く五島灘。
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