2015年6月4日(木)午前9時半より
新上五島町立魚目小学校にて
津軽三味線スクールコンサートが開催されました。
長崎県の離島、五島列島の新上五島町でのスクールコンサート3日目。
この日は梅雨の晴れ間で、雲一つない爽やかな天気に恵まれました。
太陽の光りを浴びて、キラキラと輝やく五島灘を眺めながら魚目小学校に到着すると、子ども達が運動場で一輪車をしたりと元気に遊んでいました。
近くの保育園、幼稚園から30名の園児も参加してくれて、幕が開くと子ども達がワクワクした顔で、演奏を待っていました。
1曲目は津軽じょんがら節。
手拍子を打つような曲ではないのですが、皆さん手拍子で応援してくださいました。
楽器紹介コーナーでは、3種類の太鼓と三味線を紹介。
まずは、平太鼓から。「ドーーーン」と大きな音が体育館中に響き渡り、子ども達は驚いた様子。でも、太鼓の響きが大好きな子ども達。真剣な表情で太鼓の名前を復唱してました。
次は、沖縄県の民謡「谷茶前節」に登場する桶胴。乾いた音がするので「タッタカタッタカ」と馬が走っているような音がします。
最後は太鼓を紐で締めてある締太鼓。少し甲高い音がする太鼓です。
この太鼓を組み合わせ、曲に合わせて色々な音を出していきます。
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三味線も、三線、細棹、津軽三味線を生徒代表の方にアシスタントしていただき、重さ、大きさなどの特徴を紹介。
それぞれの弾き方も異なりますので、写真を撮ったり、メモを取りながら聞いてくださる先生もいらっしゃいました。 |
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第2部のチャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは、各学年1名ずつ舞台に上がり、三味線にチャレンジ。一緒に参加していた園児も鈴とウッドブロックで参加してくれました。地域の皆さんにも見守られ、堂々たる演奏をしてくれました。
また、6年生の男子生徒の「弾いてみて、音の響きを感じました」という感想に大拍手が起こりました。 |
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子ども達に大人気の太陽じょんがらでは、手拍子はもちろん、身体も揺らしながらノリノリで聞いてくださいました。
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演奏終了後の生徒代表の挨拶では、「また来年も演奏に来てください。そして、色々な曲をまた聞かせてください。」と嬉しい言葉をいただきました。
「また来てください。」という感想はいただきますが、「来年も来てください。」という感想は初めてでしたので、演奏者も思わずニッコリ! |
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