2015 年10月28日(水)、10時35分より日向市立東郷学園にて。
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まだ薄っすらと暗い午前6時。光り輝く満月を眺めながら宮崎市を出発。
午前7時40分、東郷学園へ到着すると、先生が校門で挨拶運動をされていました。
この東郷学園は平成23年度に東郷小学校・福瀬小学校・東郷中学校・坪谷中学校の4校が合併したそうです。
大きく立派な体育館での「津軽三味線 鑑賞教室」となりました。 |
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着物に着替えリハーサルも終え、体育館の袖で待機をしていると、一向に生徒の皆さんが入場してくる気配がありません。
そっと体育館を覗いてみると、静かに入場し、整列していました。
子ども達の機敏な動きに感心しました。
先生のご挨拶の間も、シーンと静まり返った体育館でしたが、先生の掛け声で「よろしくお願いします!」と言う、生徒の皆さんの大きな声が体育館中に響き渡りました。 |
東郷学園の校歌。 |
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演奏が始まってからも、静かに私達の演奏を聞いてくださいました。
ただ静かに聞くだけではなく、演奏が終わると大きな拍手、楽しい曲の時は楽しく聞く、静かな曲の時は静かに聞く、そういったメリハリがよく出来ていました。
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プログラムの中で必ず、ふるさとの民謡を演奏するのですが、この東郷学園では、日向ということもあり、「日向木挽唄」をアカペラで聞いていただきました。
まずは、「ハーチートコ パートコ」というお囃子の練習から。
聞いたことがある生徒さんも、聞いたことがない生徒さんも、すぐに出来るようになり、体育館中にみんなの歌声がこだましました。 |
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後半のステージの三味線にチャレンジのコーナーでは、「三味線を弾いてみたい人!」という問い掛けに、たくさんの生徒の皆さんが手を挙げてくださいました。
ところが舞台で三味線を演奏できるのは6人だけ。
皆さんの熱い眼差しを受けながら6人を選ばせていただきました。 |
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このコーナーでいつも「立腰」の話をするのですが、東郷学園では先生も生徒の皆さんもよくご存知で、すぐに立腰の姿勢で演奏することができました。
もちろん、チャレンジのコーナーは大成功!! |
明るく元気な東郷学園の皆さん、楽しいコンサートをありがとうございました!!
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