2015年11月12日(木)午前10時半より長崎県立希望ヶ丘高等特別支援学校にて。
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長崎県での秋のスクールコンサート、後半の部は長崎県諫早市にある長崎県立希望ヶ丘高等特別支援学校からスタート。
午前10時半からの開催ということで、前日には長崎に移動し、スクールコンサートに臨みました。
11月も半ばでしたが、寒くもなく暑くもなく、すがすがしい秋晴れに恵まれました。 |
私たちが学校に到着すると、たくさんの先生方が出迎えて下さって、手際良く搬入のお手伝いをしてくださいました。
控室にはコーヒーやお茶、お菓子などが用意され、お心遣いに感激でした。
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着物の支度をしていると、どこからか太鼓の音色が聞こえて来ました。先生にお訊ねすると、和太鼓部の皆さんが練習をしているとのこと。
希望ヶ丘高等特別支援学校の和太鼓部の皆さんは、昨年の「がんばらんば国体」の開会セレモニーやたくさんのイベントで演奏され、金賞を受賞されたこともあるそうです。
コンサート終了後、校長室で和太鼓演奏の映像を見せていただきましたが、息の合った見事な演奏でした。
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和太鼓の他にもウェイトリフティング部で賞を受賞されたり、陸上競技で新記録を更新されたりと、さまざまな分野で活躍されている希望ヶ丘高等特別支援学校です。
鑑賞教室では開幕から盛大な拍手、また、演奏ごとにたくさんの拍手を下さって、大変な盛り上がりでした。
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楽器紹介では絵を描くことが得意だという3年生のK君がステージに上がってくださって、緊張されながらも、仲間たちの声援を受け、一生懸命お手伝いしてくださいました。
K君が絃を1本弾くごとに生徒の皆さんから「お〜!!」という歓声があがりました。
初めてとは思えないほど、とても上手に丁寧に絃を弾いて下さいました。 |
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沖縄の三線の紹介では、家元が「三線は魔法の楽器です。三線の音を聞くと踊りだしたくなりますよ〜!」と説明をすると、生徒の皆さんが手を挙げて一緒に踊って下さいました。
三線、細棹、津軽三味線の三種類の三味線の重さや音色の違いが、アシスタントのK君のおかげで、生徒の皆さんにも伝わったようでした。 |
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後半のステージでは体育祭でも踊られたという、皆さんが大好きな「ソーラン節」を披露し、そして三味線での演奏にチャレンジしていただきました。
各学年2名ずつ、そして先生1名にステージに上がっていただき、生徒の皆さんは三味線にチャレンジ、先生には三線にチャレンジしていただきました。 |
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3年生の男子生徒さんが「テレビでしか見ることができなかった三味線が実際に弾けてすごく嬉しいです。」と嬉しい感想を述べて下さいました。
テレビやユーチューブなどで三味線の演奏を見ることはできますが、やはり生の演奏にはかないません。
希望ヶ丘特別支援高等学校の皆さんは、実際に三味線に触れて、弾いて「嬉しい!」という実感を持って下さいました。 |
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最後の演奏が終わり、幕が閉じましたが拍手がなかなか鳴りやまず、アンコールとなりました。
皆さんが大好きな「ソーラン節」を再び披露。
生徒の皆さんの大きな掛け声が体育館中に広がり、思い出深い鑑賞教室となりました。
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演奏終了後も先生方が笑顔いっぱいで集まって下さって、楽器、音響の搬出のお手伝い。
あっという間に片付けが終わりました。
希望ヶ丘高等特別支援学校の皆様方、本当にありがとうございました。
最後にお礼の品々の贈呈と生徒会長からの挨拶をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
「生徒会長からの挨拶」
本日は希望ヶ丘に来ていただき、誠にありがとうございました。
実際に、生でプロの方の演奏を聴くことができ、迫力があってすごいと思いました。
また、和楽器の音色に触れることができ、興味が出て来ました。
各地方の音楽が学べて良かったです。
今日は本当にありがとうございました。
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