2015年11月13日(金)、9時40分より長崎県立諫早東特別支援学校にて。
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長崎県での秋のスクールコンサート、最終校は長崎県立諫早東特別支援学校。
隣接する県立こども医療センターに入院・入所する児童生徒の義務教育を保障するため、肢体不自由教育と病弱教育を行なう学校で、小学部、中学部の皆さんに演奏を聞いていただきました。
この日は生憎の雨となりましたが、学校へ到着すると先生方が笑顔でお出迎え、テキパキと楽器、音響の搬入をお手伝い下さいました。 |
コンサート会場はプレイルーム。
多目的室のような広いホールでの演奏となりました。
車椅子の生徒さんもいるため、学校全体がバリアフリー。
なので、演奏も生徒の皆さんと同じフロアー、同じ目線で演奏させていただきました。
ステージはありませんでしたが、前方幕、後方幕があり、私達は演奏開始を今か今かと幕の中で待ちました。
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幕が開くと少し緊張した様子の皆さんでしたが、曲が進むにつれ手拍子をしたり、体を揺らしたり、楽しそうに演奏を聞いて下さいました。
生徒の皆さんの後方には、学校の先生、保護者の方が温かく子ども達を見守り、そして楽しそうに演奏を聞いておられました。
家元が子ども達にマイクを向けると、先生や保護者の方が心配そうにされていましたが、家元の質問に生徒の方が答えると「オ〜!」という歓声が上がりました。
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三味線の紹介コーナーでは、三味線の弦を皆さん一人一人に弾いていただきました。
三味線を持って近寄ると、皆さんニコッと笑顔になり、楽しそうに三味線に触れていました。
生徒の皆さん、先生方、保護者の皆さんが一体となり、とてもアットホームなコンサートとなりました。 |
演奏終了後には、中等部の方から素敵な感想を、小学部の方から綺麗な花束をいただきました。
本日はお忙しい日程の中、僕たちの学校に来てくださりありがとうございます。
僕は小学校の時、他のグループの三味線の演奏を聞いた事がありました。
今日はまたその時とは違った曲が聞けて良かったです。
また迫力のある音に、鳥肌が立ちました。
僕は先日、明峰中学校の文化祭を見学し、和太鼓や琴の演奏を聞きました。
今回の三味線の演奏を聞いて、さらに日本の伝統音楽に興味を持ちました。
本日は本当にありがとうございました。
中等部3年
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