2016年2月29日 「ありがとう台湾!多謝台湾!」演奏会レポート |
宮崎から直行便で台湾へ。2時間半の 快適な空の旅です。今回の目的は、東日本大震災で被災地の支援をして下さった台湾の皆様へ感謝を届けるというもの。
今年の3月11日で震災から5年目となりましたが、震災発生からずっと日本を支援して下さっている台湾の皆様へ何かご恩返しがしたいと思っていた矢先、村上三絃道後援会理事の村岡浩司社長(有限会社一平)のご縁で演奏会が実現できることになりました。 村上三絃道からは、家元 村上由哲、師範 村上由宇月が参加。 そして、株式会社ウェブサイトの柳本明子社長、フォトグラファーの酒生哲雄さんが同行し、サポートして下さいました。 |
会場は村岡社長が昨年1月にオープンされ、1年目を迎えた九州パンケーキ富錦(フジン)店。
台湾店の経営者で村岡社長のビジネスパートナーの蔡 景明(サイ ケルビン)さんがバックアップして下さって実現の運びとなりました。
|
開催当日の朝、九州パンケーキ2号店で打ち合わせと九州パンケーキでの食事会が行われましたが、朝9時半のオープンから満席!皆さん、何種類もパンケーキをオーダーしてシェアしながら味わっておられる様子でした。また、台湾では日本以上にフェイスブックやインスタグラムが盛んなようで、九州パンケーキの写真を楽しそうに撮影されていました。
村岡さんは台湾でもすっかり有名人になっておられるようで、一緒に写真を撮ってほしいと声をかけられ、あちらこちらのテーブルで撮影会。お店の中に元気が溢れていました。 |
台湾、日本、両方の皆様のサポートで無事準備も整い、2月29日19時、「ありがとう台湾 多謝台湾」がスタートしました。 |
司会は台湾で活躍されている俳優の大谷主水(オオタニ モンド)さん(写真左)。 |
演奏曲目は、津軽じょんがら節曲弾、天地創造、リベルタンゴ、宮崎民謡の刈干切唄など。 その中の1曲、ソーラン節では会場の皆さんの声の掛け合いを楽しんでいただき、「ドッコイショー、ソーランソーラン」を大合唱して下さいました。
|
台湾は70年前まで日本の統治国家のもとにあり、世界一親日の国です。蔡社長が特別招待されたお客様方は、村上三絃道の演奏を楽しみに待っていて下さいました。
ほとんどの方が日本の文化や音楽に興味を持っておられるとのことで、津軽三味線の演奏を聞いたことがあるそうでした。お店の外からも覗き込んで演奏を聞いて下さる方々もいらっしゃいました。
|
|
実は、これまで、村岡社長とは東日本大震災後に2回のチャリティーライブを行っています。
(1回目)太陽じょんがらバンド震災復興支援チャリティライブinCorner (2回目)街市チャリティーライブ
震災直後の第一回目のライブの時、村岡社長が、復興を祈る歌詞を織り込んだ「相撲甚句」を扇子に描き、歌われたことがありました。その時の扇子を家元が大事に保管されているのですが、その扇子を持参し、家元のリクエストで、村岡社長が再演することに!
|
味のある歌声と祈りの歌詞に皆さん感激!!
復興を願うと共に、台南地震の被災者の皆さんへも寄付の贈呈が行われ、台湾の皆さんへ感謝を伝えました。 |
|
演奏と九州パンケーキで綴る「ありがとう台湾 多謝台湾」は笑顔いっぱいで終了。 とても温かなひとときとなりました。 |
これを機会に、今後もこのような企画をしていきたいと村岡社長と蔡社長が固い握手。
|
サポートしていただいた皆さん、ありがとうございました!
▼3月12日付「宮崎日日新聞」14面文化に掲載していただきました!
|
12年前、2004年の写真をご紹介させていただきます。
台湾出身の人気歌手、ジュディオングさんとの夢の共演。 |
2004年台湾公演のニュース記事 (http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=15573)