2016年6月22日(水)、10:00〜、五島市立三井楽小学校にて。
小雨の朝となりましたが、九州地方は連日の大雨警報で大変な状況の地域もありましたので、五島は比較的恵まれているように思いました。
学校に到着するとステージには村上三絃道を可愛らしい文字にして舞台を飾りつけて下さって迎えて下さいました。
控室も過ごし易いように工夫をされた上に、きれいにお掃除をして下さっていて、とても感激しました。
開始時間の10時になると、まずは校長先生のご挨拶から始まりました。
おはようございます!
今日は皆さんがとても楽しみにしていたスクールコンサートの日になりました。
村上三絃道の皆さん、スタッフの皆さんが朝早くから準備をしてくださいました。
津軽三味線の音は地響きのような音、ある時は雪をも解かす炎のような力強い音、時には細く透き通るような音を奏でて、明るく楽しい音であったり、風や海自然を描写するなど、津軽三味線の音色は様々な表情があるそうです。そんな津軽三味線の表現を聞いてほしいと思っています。
津軽三味線の歴史や、村上三絃道の紹介もしてくださって、大きな拍手で迎えられ、演奏がスタートしました。
校長先生の言葉の通りの演奏になるよう心を込めて奏でました。
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さて、スクールコンサートの人気コーナーの1つといえば、『チャレンジザ和楽器』のコーナー。全校生徒の代表6名と、先生1名が三味線に挑戦!三味線を弾くにあたっての姿勢や構え方、撥の持ち方を体験し、ソーラン節をみんなの前で披露します。
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必ず体験した後に感想を聞くのですが、
「思ったより簡単だった」
「楽しかった」
「難しかった」
「手が痛くなった」
「弾いててうれしい気持ちになった」など子どもたちによって感じることがあるようです。 6年生体験者が「弾いていてとても楽しくなってきて気持ちがよかったです」とうれしい感想をいただきました。
日々がチャレンジの連続だと思いますが、この成功体験を生かし、自分の力を思う存分発揮していただければと思いました。
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最後には感動的なお礼の言葉を4年生、3名の方からいただきました。
「三味線は全部同じ重さや大きさかと思ってましたが、いろいろな形や重さのものがあると知り驚きました。」
「生の演奏を聞く機会は中々ありませんでしたが、三味線の音を好きになりました」
「手の早い動きに感心しました」など、それぞれが堂々と感想を述べて下さいました。 明るく、元気で、礼儀正しい三井楽小の皆さんに、感謝でいっぱいのスクールコンサートとなりました。 |
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