2016年6月24日(金)、14:30〜16:00、宮崎市立大淀中学校にて。
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宮崎市立大淀中学校で行われたスクールコンサート。
前日に長崎県五島列島・福江島のスクールコンサートを終え、地元宮崎でのスクールコンサートです。
五島と比べると南国宮崎は一気に夏の到来を感じさせる陽気、きらきらした太陽がグラウンドを照らしていました。 |
この日は、全校生徒586名、先生方、地域の皆様にもお越しいただき、観客数が600名ほどのスクールコンサートとなりました。
3年ほど前に、大淀小学校でスクールコンサートを開催していますので、1年生にとっては小学5年生以来、2回目の鑑賞となりました。
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中学生向けに、少しプログラムを変更し、キャリア教育に繋がるよう精神面の話を加えた内容でお届けさせていただきました。
私たちが三味線に出会った頃のこと、つまずきそうになった時のことを織り交ぜながら、コンサートを進めました。
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みなさんキレイに整列しています。
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ステージ上で演奏していると、体育館の後方には、「自ら学び 体を鍛え 心を磨く」の文字が目に入りました。
きちんと整列され、上履きをきれいに並べて、キリッとした態度で私たちに熱い視線を送ってくれる生徒達の背後にある、この言葉が大淀中の日々の生活を物語っているように見えました。 |
日本各地の民謡をお届けするメドレーの後は、和楽器の紹介です。
楽器紹介のアシスタントをお願いしてご登壇いただいた3年生の男子は、全校生徒の前で舞台に立つのは初めてとか。
緊張している様子でしたが、三線や三味線を持った感想、重さや大きさなど、家元をサポートして一生懸命伝えてくれました。
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前半のステージを終えて、休憩時間はふれあいタイム。
ある女子生徒さんから「千本桜」のリクエストをいただきました。
由宇月がそれに応えて弾いたところ、大拍手。
せっかくですから急遽後半のステージで披露することになりました。 |
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三味線の演奏が入った曲として若い方々に人気の「千本桜」は、中学生も良く知っているようで、自然と手拍子が起こり身体を揺らしながら聞いてくださいました。
また、音楽活動も盛んな大淀中学校向けに、リベルタンゴの3重奏も披露。
前半のステージとは異なる和と洋の魅力も同時に感じていただけたようでした。 |
どこの学校でも人気のソーラン節は、「大淀ソーラン」として運動会で演技を競っているという大淀中名物になっているそうです。
家元が「前に出て、誰か踊ってくれないかな?」と呼びかけると、3年生が颯爽と手を挙げてくれました。
最高潮に盛り上がる中、生演奏に合わせて男子生徒4名が全校生徒の前で、踊りを披露。
気合充分の躍動感あふれる踊りに、会場は沸き立ちました。
大淀中の校長先生も、先生方も、生徒達と固い信頼関係にあることが様子を見ていてわかります。
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力強い踊りを披露してくれました! |
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「自ら学び 体を鍛え 心を磨く」
そんな大淀中の皆さんとのひとときに感動があふれたスクールコンサートとなりました。
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