2016年7月4日(月)、10時〜10時30分、長崎県立鶴南特別支援学校にて。
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前半のスクールコンサートの締め括りは、長崎県立鶴南特別支援学校。 小学部、中学部、高等部の約200名の生徒の皆さん、そして近隣の蚊焼小学校からも5名の生徒の皆さんが来られて、ご鑑賞いただきました。 地域の皆さんもたくさんお越しになっており、児童生徒を温かく見守って下さいました。 また、主催者の長崎県教職員互助組合様からも3名の方にお越しいただきました。 |
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学校へ到着するとたくさんの先生が待ち構えておられ、楽器や音響機材を段取り良く運んでくださってあっという間に搬入が終わりました。
学校からの希望で演奏は舞台ではなく体育館のフロアで行うことになりました。
コンサート開始は10時からでしたが、楽しみにして下さっていたようで、9時20分頃から生徒の皆さんが次々に入場されました。
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ステージが控室になっておりましたので、先生の合図でステージの幕を少し開けていただき、階段を降りてフロアへ。 すると、「かわいい」「きれい」という声が聞こえて来ました。
普段見ることのない着物姿のせいか、生徒さん方の反応に嬉しくなりました。 演奏が始まると皆さん真剣な表情で、しっかりと三味線の音に耳を傾けていました。
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前半の部最後は学校からのリクエストで、三代目JSoul Brothersの「R.Y.U.S.E.I」。 由宇月の得意分野ですので、三味線は由宇月がアレンジして演奏。 家元は太鼓、華映は鈴で和モダンの演奏を披露致しました。 リクエストをいただいた時はどうなることかと不安でしたが、由宇月のアレンジが見事にマッチ。 貴重な体験をさせていただきました。
「R.Y.U.S.E.I」の曲が鳴りだすと、生徒の皆さんがノリノリで踊って歌って下さり、皆さんのリズム感の良さに感心いたしました。 ランニングマンもバッチリきまっていました。
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休憩時間も児童生徒、地域の方々と触れ合いタイム。
「津軽三味線は重いですか?」と高等部の方が来られたので、実際に持っていただきました。
「こんなに重いのをどうやって支えてるんですか?」などと質問をいただき、三味線に興味津々の様子でした。
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後半の部は「ソーラン節」からスタート。 皆さんの手拍子と掛け声に乗せて演奏いたしました。
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チャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは小学部 、中学部、高等部それぞれ2名ずつ、そして蚊焼小学校から1名の生徒さんに三味線、鳴り物にチャレンジしていただきました。 また、校長先生は三線で参加。 見事な「ソーラン節」の演奏となりました。 |
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生徒の皆さんから「三味線を初めて弾いて嬉しかった。」「楽しかった。」、校長先生から「音がビンビン響いて感動しました。」と笑顔で感想を述べて下さいました。 |
演奏終了後には生徒代表の方から「三味線の音が綺麗でした。また聞いてみたいです。」というお礼の言葉と、綺麗な花束をいただきました。
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別れを惜しみながら校門を出ると、晴れ上がった青空の下、海を眺めることが出来ました。 そして、その中にはかすかに見える軍艦島も。
心に残る1日となった鶴南特別支援学校スクールコンサートでありました。
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