2016年9月29日(木)、川南町立国光原中学校にて、13時50分から15時20分、スクールコンサート。
秋のスクールコンサート1校目は川南町立国光原(こっこうばる)中学校からスタートいたしました。
国光原中学校は宮崎県の中央部に位置し、東は日向灘、西は尾鈴山と自然豊かな環境の中にあります。
この日はもうすぐ10月だというのに、真夏のような蒸し暑さと時折降るスコールのような雨に見舞われましたが、国光原中学校の生徒の皆さんは元気いっぱい。
爽やかな笑顔と元気な挨拶で温かく私たちを迎え入れてくださいました。
真剣に演奏を聞き入る生徒さん。 |
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幕の中で演奏を待っていると、生徒の皆さんが静かに体育館へ入場し、整列されました。
生徒さんの機敏な様子がよく伝わってきます。
暑さなんてなんのその、演奏が始まると、じっと耳を傾け、真剣な表情で食い入るように聞いてくださいました。 |
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盛り上がったのは、楽器紹介のコーナー。
三種類の太鼓の音を一つずつ聞いていただくのですが、桶胴(おけどう)の紹介の際、由宇月さんから「この太鼓の音、動物が走ってる音に聞こえますが、その動物は何でしょうか?」というクイズが出されました。
ほとんどの学校では「馬!」という答えが返ってくるのですが、国光原中学校では「しまうま!」という答えが・・・(笑)。 まさかの回答に、会場が一気に笑いに包まれました。
正解は「馬」なのですが、「しまうま」も正解にしたいですね。 |
前半の部最後の曲は川南町の史跡、宗隣原の歴史を織り込んだ「かんかん音頭」。
多賀小学校を卒業された生徒の皆さんは「かんかん音頭」を踊れるとのこと。
拍手に包まれながら、笑顔で踊って下さいました。
10分間の休憩を挟み、 後半の部は和楽器バンドの「千本桜」からスタート。
学校回りをする中で、大変リクエストの多かった「千本桜」の初披露となりました。
生徒達に人気のようで三味線の演奏に合わせて一緒に歌ってくださいました。
国光原中学校の皆さんは、真剣に聞くときには真剣に、楽しんで聞くときには楽しく、そのメリハリができており、鑑賞態度がとても素晴らしかったです。
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和楽器にチャレンジ!のコーナーでは、6名の生徒に三味線を、 先生には三線にチャレンジしていただき、「ソーラン節」を演奏。
代表の先生はとてもユーモアあふれる方で、こんな先生から授業を受けている生徒たちはきっと毎日が楽しいのではと感じました。
先生と生徒の厚い信頼関係に感動した場面でありました。 |
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