2016年10月28日(金)、10時から11時、北九州市立白銀中学校にてスクールコンサート。
北九州市は平成8年から平成17年までの10年間、(財)北九州市教職員互助会主催、北九州市教育委員会の後援で学校公演をさせていただいておりましたので、とても思い出深い場所です。
当時演奏を聞いてくださった先生が、ぜひ生徒の皆さんに和楽器の演奏を聞かせたいということで、お声かけをいただき今回のスクールコンサートが実現しました。
白銀中学校では20年前の平成8年に演奏しておりますので、懐かしい気持ちで学校へ向かいました。
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当日は朝からあいにくの雨。
学校に到着すると白銀中学校の生徒の皆さんが率先して搬入を手伝ってくださいました。
会場は2階でしたが、生徒の皆さんのお陰であっという間に搬入が終わり、皆さんのきびきびとした動きに大変感心しました。 |
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この日は文化発表会という事で村上三絃道の演奏のほかに生徒の皆さんの展示や、音読発表、合唱、演劇など、沢山の催しがあったようです。
いつもは90分のコンサートですが、学校からの要望で60分の特別編成でお届けしました。 |
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津軽じょんがら節からスタートし、天地創造、アルゼンチンのピアソラ作曲リベルタンゴなど、曲に合わせて手拍子を叩いたり、掛け声で応援してくださったりして、会場を盛り上げて下さいました。
盛り上げ上手な白銀中学校の皆さん、特に千本桜では歌に合わせて手を振って応援してくれました。 |
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そしてチャレンジザ和楽器のコーナーでは、生徒さんを各学年男女1名ずつ選ばせていただきました。
もちろん、体験される生徒の皆さんは三味線を弾くのは初めてですが、北海道のソーラン節に挑戦!
三味線を弾くためのコツは、姿勢にあります。
立腰(りつよう)といってその名の通り、腰を立てる姿勢です。
そして顔は前を向き、三味線を弾く手を見ずに演奏します。
元気いっぱいの白銀中学校の皆さん、体験している生徒の方々を手拍子と大きな掛け声で応援してくれました。
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体験を終え感想を聞くと「音がよかったです。実際弾いてみると難しかったです。」との感想をいただきました。
実際に三味線を持って楽器の重さを感じながら演奏すると、見ているだけでは分からないことを色々と体感することが出来たようです。
また、先生にも太鼓にチャレンジしていただきましたが、「これからの授業に生かしていきたいです。」との感想をいただきました。 |
最後の演奏は生徒の皆さんに大人気の「太陽じょんがら」。
ノリノリで聞いてくださいました。
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