最後に感想を述べてくださった中学生の松島奈央さんの言葉で、今日のコンサートの様子がすべてわかると思いますので、紹介いたします。
今日は、私たちの篠原中学校、そして篠原小学校の生徒たちのために「三味線コンサート」を開いてくだり、ありがとうございました。
津軽三味線は大きく音色はきれいというよりも力強くて、とても迫力があり、驚きました。
それと同時に、中国から伝わり、変化していった日本独自の文化を感じることもできたように思います。
また、3人の音がピタッと合っていて素晴らしく、三味線だけではなく、太鼓や尺八、横笛も雰囲気を出すためには欠かせないものだということも分かりました。
「風が運んだ日本のメロディー」では、韓国から九州、そして津軽三味線発祥の地、青森までたくさんの曲があり、三味線が全国へ伝わっていった様子がよく分かりました。
3つの三味線の中で、私はやっぱり迫力のある津軽三味線の音が一番気に入りました。今日、生で聞くことができて良かったです。
これからの私たちには、もう今日のような機会はあまり無いと思います。だからこそここで学んだこと、感じたことを忘れずに・・・またどこかで三味線の音を聞いた時に、今日のこの「三味線教室」を思い出すことができたらいいなと思います。
「今日は本当に貴重な体験をありがとうございました。」最後に全員で「村上三絃道」のみなさんにお礼を言いましょう。私の後に続いて、「ありがとうございました」と言ってください。
松島奈々さんの感想を聞いて、思わず胸がつまり言葉が出なくなりました。
今日も、静岡の素敵な皆さん方に演奏を聴いていただいたこと、心からありがたく思いました。
また、このような公益事業に力を注いでおられる静岡県教職員互助組合の皆様に
改めて、心より感謝申し上げます。
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