平成21年6月22日(火)
JICEプロジェクト「21世紀東アジア青少年大交流計画」の日本文化体験が、村上三絃道で開催。日本政府から招聘されたインドの皆さん24名がお越しになり、三味線演奏や着付けで日本を楽しんでいただきました。
さすが、インドを代表して来られた皆さんだけあって、日本語もとても堪能です。まず、歓迎の演奏として、
村上三絃道のメンバーで津軽じょんがら節の演奏、ソーラン節を演奏しました。
インドの女性が日本の曲に合わせてインドの踊りを踊りたいとのことで、演奏をもう一曲追加。
初めて触れる三味線、太鼓ですが、皆さん大変興味深く熱心に演奏体験されました。プログラムが終わっても、夢中になって演奏されている方もいらっしゃいました。
三味線体験の後は、着付け教室たつみ流の外山先生、教室の皆さんにお手伝いをいただき、
浴衣の着付けです。
男性用浴衣は、宮崎観光ホテル様のご協力をいただき10名分お借りしました。
着物を着るのも皆さん初めて・・・。大喜び、おおはしゃぎです。
髪もきれいに結っていただき、大撮影大会が始まりました。
最後に代表の方から、お礼の言葉をいただきましたが・・・
今日のこの出会いを、「一期一会です。」と言われた時には、もうびっくりしでした。文化体験終了の時間がきても、再び「ボンダンス」のリクエスト・・・。九州炭坑節を全員で踊られて本当に終了・・・。
また、宮崎にもう一度来ますから、三味線、民謡を教えてください!と、目をウルウルしなが別れを惜しむ方もおられて、こちらも胸が熱くなりました。
着付け教室たつみ流の皆様、宮崎観光ホテルの皆様からの協力をいただき、お陰様で日本文化体験も大成功。私たちもインドに行ってみたくなりました。
宮崎での受け入れをお世話されている宮崎国際ボランティアセンターの杉本サクヨ理事長から感謝のお手紙をいただきました。
「21世紀東アジア青少年大交流計画」のプロジェクトにご協力いただき、本当にありがとうございました。インドの青年達は、宮崎で色々な見学をし、体験をし、とても良い印象を持って、今朝、宮崎を離れました。
村上三絃道様の道場での体験は、まさに日本中でもここでだけしかできないというほどの、素晴らしい体験でした。特に、インドの踊りと三味線、笛、太鼓が、あれほど合うものかと、驚きの感動でいっぱいになったものです。昨年よりも少し年齢が上の人たちが多くて、色々な経験をしているだけ、楽しい交流ができたのではないかと、この1週間を振り返っています。この1週間の体験が、これからのインドと日本の交流を実りあるものにするきっかけになればいいと思います。皆様のご協力にもう一度心から感謝申し上げます。
6月23日 宮崎国際ボランティアセンター
理事長 杉本サクヨ