宮崎市教育委員会からの派遣授業「ふるさと先生こんにちは」が宮崎市の住吉小学校で開催されました。
新型インフルエンザのため、前日まで学校閉鎖中。
開催が心配されましたが、10月28日(水)29日(木)の2日間、6年生の3クラスの皆さんに、三味線の演奏を楽しんでいただきました。
模範演奏の後、音楽の近藤先生のご指示のもと、初めて聴いた三味線の感想を3分間で書き上げる生徒さん達。
静かな教室に鉛筆が走る音が「サラサラ」と響きます。
続いて、緊張をほぐすための呼吸法、姿勢、三味線の演奏の話と続きます。
テーマ曲の「ソーラン節」の演奏に合わせて、手拍子でリズムを打ってもらいながら、元気にお囃子もかけてもらいます。
そして、いよいよ生徒の皆さんたちに三味線を弾いていただきます。
ふたりペアになっていただき、ひとりは体験者、ひとりは観察者と分けて指導します。
人が体験しているのを自分に置き換えて真剣に観察するという力は非常に大切です。
「聴く、観る、感じる」そんな感覚をフルに使いながら子どもたちは、ソーラン節をマスターしてくれました。
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宮崎市立住吉小学校 |
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ずらりと三味線が並びます。 |
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模範演奏のあと、感想を3分で書きます! |
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皆さんサラサラと筆を走らせていました。 |
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続いて呼吸法、姿勢のお話。 |
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三味線の基本も学びます。 |
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さあいよいよ実践です!「ソーラン節」が課題曲。 |
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うまくもてるかな? |
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初めて持つバチにドキドキ・・ |
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小さな手で頑張ってます! |
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ペアになって指導し合います。 |
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人を観察することも大事です。 |
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お囃子に合わせてソーラン節を合奏。 |
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いい感じ〜 |
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お疲れ様でした〜 |
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1人1人と握手してお別れをしました。 |
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「ふるさと先生こんにちは」とは・・
宮崎市内及び宮崎市の近郊に活動の拠点を置き、芸術などの地域文化に秀で、個性豊かな人生経験を有する講師の指導のもと、体験学習や心の交流を通して、児童・生徒の「豊かな表現力」「主体性」「郷土愛」を醸成することにより、児童・生徒の持つ無限の可能性を引き出すことを目的とする。芸術などの地域文化に秀でた指導者を”ふるさと先生”として登録し、小・中学校に対して、希望する講師を下記のいずれかの方式で派遣し、担任教諭との協議・協力のもと、地域文化に関する体験学習の授業等を実施する。
(1) 図画工作(美術)、音楽及び国語などの授業への派遣。
(2) その他、学校が計画した活動への派遣。
(子ども文化センターH.P.「ふるさと先生こんにちは」より・・・抜粋)