津軽三味線 村上三絃道

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広島支部25周年を記念して、10月までの半年間、広島支部特集としてお届けします。

【私、頑張ってます!】第51回 准師範 村上奏匠

第51回目の登場は、今月2日にお誕生日を迎えられた広島支部 准師範の村上奏匠(本名:恵木安子)さんです。


「お腹に三味線の響くような音が好き!」という奏匠さん。友人との会話の中で、たまたまそんな話をしたことから、三味線の先生を紹介していただくことに・・・。

 

しかし、三味線を聞くことは好きだけど、弾くことには興味がなかったため、断ろうと内心思っていたそうです。迷っているうちに断るきっかけを失い、先生に会うことになりました。

 

いざお会いしてみると、大変前向きなお考えの進奏先生にすっかり惚れ込んでしまいました。進奏先生の「とりあえずやってみたら」という言葉に後押しされ、三味線を始めることに・・・。

 

それは、偶然にも10年前の広島支部15周年記念発表会の年のことです。習い始めて数か月で大きな舞台に立つことができ、家元にも励ましのお言葉をいただき、大感激!家元の生き方や演奏にも感動し、大ファンになりました。聞くことしか興味の無かった三味線でしたが、無限大の可能性を秘めている三味線に魅力を感じるようになりました。

 

「津軽あいや節」や「秋田荷方節」など、弾きこなしたいという目標も次々と出来ました。特に、進奏先生のご指導の素晴らしさは、三味線だけでなく、興味のないこと、無理だと思うことでも「とりあえずやってみよう!」という考え方です。

 

「進奏先生は私の三味線の師匠であり、人生の師匠です!」と、とても感謝されています。習い始めて、2年後には名取を取得され、更にその2年後に准師範に昇格されました。今では演奏を通じて、人を癒すお手伝いをしたいと、時間の許す限り、施設などへの演奏活動にも参加されています。

 

また、奏匠さんは現在、会社にお勤めですが、慰安旅行で三味線を披露したこともあるそうです。演奏する前日、特注の初代モデルの黒バチが届き、さっそくそのバチで演奏されました。左の指が震えるほど緊張したそうですが、とてもいい経験になったようです。演奏を通じ、たくさんの方に声をかけていただいたりと、三味線を始めて、プラスになることがとても多いそうです。

 

11月の広島支部発表会では、「三味線のお稽古を始めたい!」という方がいらっしゃるように、お客様に感動を与えられるような舞台にしたいそうです。

 

そんな奏匠さんの目標は、少しでも家元の演奏に近づくこと!そして、いずれは広島県東城町の実家に帰り、東城支部を設立して、村上三絃道を広めたいということです。これからの奏匠さんのご活躍とご精進をお祈り致しております。

 

 

↓11月に広島で記念イベントが開催されます!ぜひお越しくださいね♪

村上三絃道広島支部25周年記念公演 「津軽三味線の響き!大地に花を!」

   パンフレット(PDF)を見る>>

 

日時

平成21年年11月8日(日)

開場12時  開演 12時半

場所 アステールプラザ(中ホール)
広島県中区加古町4-17 Tel.082-244-8000
料金 3,500円(全席自由)
チケット取扱い

デオデオプレイガイド

福屋駅前店7Fチケットサロン

ヤマハ広島店

天満屋アルパーク店3F

お問い合わせ 村上三絃道広島支部事務局 Tel.090-2003-4573

 

広島県を活動拠点としている津軽三味線の『村上三絃道・広島支部』が、お陰様で創立25周年を迎えることになりました。

設立者であります津軽出身の初代家元、村上由哲は、西日本の大地に津軽三味線の音色を根付かせたいと宮崎に本部を設立。

その後、広島へと演奏の輪は広がりました。

現在、村上三絃道では、「伝統音楽を通じて暮らしと人生に夢を そして心豊かな人作り」を目指し、小中高校でのスクールコンサート、様々な音楽ジャンルとのコラボレーション、施設等でのボランティア活動、趣味を通じての生きがい作りのお手伝いなど、地域と暮らしに密着した演奏活動を行っております。

 25年に渡り、このような活動が出来ますのも広島県の皆様を始め、多くの皆様のお引き立てのお陰と、心より感謝いたしております。

 

津軽三味線をはじめとする村上三絃道25周年の集大成と感謝を演奏に込め、津軽民謡第一人者、山本謙司先生、尺八演奏家、二代目小湊法笙先生、舞踊集団NIPOONの皆さんをお迎えして、村上三絃道広島支部25周年記念公演「津軽三味線の響き!大地に花を!」を開催いたします。

 

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