第91回目の登場は3月に名取に昇格される、宮崎本部の西田美音さんです。
西田さんは福岡県大牟田市のご出身。
お母様は三味線や民謡を習っておられて、お母様のお稽古にいつもついて行っていたという西田さん。
オムツの頃から民謡を一緒に習っていたそうです。
西田さんの初舞台は4歳。
「久留米のそろばん踊り」を歌われました。
この「久留米のそろばん踊り」では民謡大会で優勝された経験もあるとか!
小学校3年生になると三味線のお稽古も始めました。
習ってみると楽しかったそうですが、子供の頃は「違う楽器がいいなぁ」と内心思っていたそうです。
でも頑張り屋の西田さんは、藤本流の師範の資格も取得。
細棹の腕前もたいしたものです。
さて、そんな西田さんは、仕事の関係で宮崎に異動になりました。
情報雑誌に掲載されていた村上三絃道特別公演の広告が目に止まり、早速、チケットを購入。
華やかで素晴らしい舞台を見て、私もあの舞台に立ちたい…と思ったそうです。
それからすぐに村上三絃道へ入門されました。
津軽三味線の魅力は自分で演奏しても、他の人の演奏を聞いても胸がスカーッとして、嫌な事を忘れられることだそうです。
そして村上三絃道で三味線を習うようになって、ますます宮崎が好きになったという西田さん。
そんな西田さんが2月に名取試験を受けられ、見事合格。
これからはボランティア演奏やお祭りなどの演奏に積極的に参加し、お客様の喜ぶ顔が見たいです!との事。
また、「家元のように心に響く演奏を目指して頑張りたいです。
まずは『名取』という資格に恥じないように精進します!」とおっしゃっていました。
これからの益々のご活躍ご精進をお祈り致しております。
名取合格おめでとうございました!!
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