津軽三味線 村上三絃道

HOME「私、頑張ってます!」>第101回 村上進奏(本名:迫井治子)さん


【私、頑張ってます!】第101回 村上進奏(本名:迫井治子)さん

 

 

村上由紀彦(ゆきひこ)

第101回目のご登場は、広島支部 師範の村上進奏(本名:迫井治子)さんです。

 

村上三絃道に入会されたのは30年程前、師匠の由之進先生の奥様と知り合いだったことから、民謡のレッスンに通うようになりました。
それから2年ほど経ち、三味線のお稽古を勧められ、習い始められたということです。

 

由之進先生の熱心なご指導、進奏さんの努力とお人柄が信頼を結び、広島支部の要としてご活躍されています。
現在は進奏会会主として後進の育成に邁進。
村上三絃道のこれからの発展を願って取り組んでおられます。

 

そんな進奏さんは、数年前「自分の後を継いでくれる人を育てたい!」と目標を掲げておられましたが、今年、1月に開催された名取式では、弟子でもあり、お嫁さんでもある由利奏さんが、新名取を取り立てられ、立派に自分の跡継ぎを育てられています。

 

「村上三絃道を想う心は、誰にも負けません!」とやる気に満ち溢れる進奏さん。
普段は、お弟子さんの指導、地域活動「民謡クラブ」での伴奏、ボランティア活動など、幅広く活躍され、毎月1回は慰問活動をされています。
演奏を聞かれる皆さんも、毎月心待ちにしておられるとのことです。
慰問には、由之進会、進奏会の合同で行く場合が多いのですが、由之進先生のご都合が悪い時には、進奏会メンバー10名ほどで構成し訪問しています。

 

あらゆることに気配りし面倒見の良い進奏さんは、広島支部、島根支部のお弟子さん方から「三絃道のお母さん!」と呼ばれ、慕われています。

 

そんな進奏さんの夢は、「今では広島で三絃道を知らない人はいませんが、もっともっと三絃道を多くの方に知っていただくこと!」と意欲的です。

 

広島支部の益々のご発展と、進奏さんのご活躍を心よりお祈り致しております。

 




 

ページの先頭に戻る