津軽三味線　村上三絃道

第１０３回目のご登場は、１月に名取になられた宮崎本部の村上由樹華（本名：椎葉幸子）さんです。

３０代の頃から三味線の音に興味を持つようになったという由樹華さん。
ずっと三味線を習いたくて教室を探していたそうですが、なかなか見つからず諦めていたそうです。

そんな時、ご友人がホームページをご覧になって、「宮崎で1番大きな教室みたいよ！」と村上三絃道を探してきてくださったそうです。

上がり症の由樹華さんは勇気を振り絞って村上三絃道へ電話。
この時はあまりの緊張のため、電話をかけるのが精いっぱい、体験の日を決めることなく電話を切ってしまいました。

翌日、改めて電話。
やっと体験の日を決めることができました。
すぐに体験に来られ、その日のうちに入会し、お稽古を始められました。
初めて三味線を弾いた時、生の音がジーンと響いて嬉しかったそうです。

お稽古を始められてからは、すぐに三味線を購入され、努力を重ねられました。
本部でのお稽古が終わると、居残り、その日のうちに習った所を自分が納得いくまで練習。
また仕事帰りに本部に立ち寄り、１時間程練習をして帰られます。
今は本部公演へ向け猛練習中です。
公演のチケットも８０枚売って下さいました。

また家元のステージには、必ず応援に駆けつけ、温かい声援を送って下さいます。

生きている限り三味線を弾き続けたい…という由樹華さん、これからもたくさんの曲を習得していきたいそうです。