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第１０８回目の登場は、高鍋支部 名取の村上智葉実（本名：是澤歩実）さんです。
智葉実さんは中学２年生。
今年の１月、ずっと目標にしていた名取に見事昇格。
「とてもいい名前をいただいて嬉しいです。名前に恥じない様に頑張りたいです。」と笑顔いっぱいで語ってくれました。
智葉実さんが三味線を始めたのは小学校２年生の頃。
突然「三味線が習いたい！」と、お母さんに言ったそうです。
お母さんは高鍋支部・名取の村上智葉峰さん。
師匠はお母さんの叔母さんでもある高鍋支部・師範の村上由智葉先生です。
お母さんのお腹の中にいる時から、三味線の音色を聞いて育ちました。
また小さい頃から、お母さんのお稽古や舞台について行き、そばで見聞きしていました。
そんな環境ですから、自然と三味線に興味を持ったようです。
しかし、最初はバチをうまく握ることも、ツボを上手に押さえることも出来ず、悔し涙を流す日もあったようです。
それでもいつもお母さんと一緒にお稽古に精を出しました。
ちょうど同じ頃、高鍋支部の民謡指導をされている家元から「民謡を歌ってみませんか？」と声をかけられ、民謡も始めることになりました。
小節（こぶし）を回すこと、大きな声で歌うことは大変でしたが、次第に上達し、難しい民謡にも次々にチャレンジしていきました。
お陰で、現在は老人保健福祉施設の誕生会や敬老会、文化祭などで大活躍されています。
お客様が笑顔で聴いて下さり、「また来てね」と言ってもらえると、よし！また頑張ろう！！という気持ちになるそうです。
また智葉実さんは３人姉妹の長女。
妹さん方も三味線、民謡を習っています。
これから先も、お母さん、妹たちと三味線を続けていきたい。
また妹たちに追い越されないように頑張りたい！との事です。
これからの益々のご活躍をお祈り致しております。 |
