第113回目の登場は、高鍋・川南支部名取の村上浩優希(本名:田上くみ子)さんです。
浩優希さんの指導者は川南支部師範の智葉浩先生。
先生とは手話サークルで知り合ったそうです。手
話サークルの忘年会で智葉浩先生が弾かれた三味線を聞き、「三味線っていいな」と興味を持つようになりました。
思い立ったら吉日!
早速、教材付きの三味線を購入されましたが、なかなか上達せず。
そんな中、智葉浩先生から「三味線をやってみませんか?」と声をかけていただきお稽古を始めることになりました。
最初は難しくて出来るかな?覚えられるかな?と不安だったそうですが、智葉浩先生が弾いてくださる三味線を聞いて、「私も先生みたいに弾きたい!先生のように弾けるようになったら嬉しい!」という思いで頑張って来られました。
智葉浩先生はとても芸に厳しいそうですが、撥の持ち方や、弾き方で悪い所があると一つ一つ丁寧に根気強く教えてくださるそうです。
三味線を始めて5年ほどでやっと津軽の撥付けができるようになり、最近ではいい音が出るようになったね!と褒められるそうです。
浩優希さんは昨年11月に名取になられ、現在は8月に開催される「伝統音楽を楽しむ会」で演奏する「津軽あいや節」を猛特訓中だそうです。
さて、普段の浩優希さんは看護師として保育園に勤務されています。
保育園で演奏されることもしばしばあるようです。
三味線に合わせて、お仲間の保育士さん方が歌ったり踊ったりと、園児だけでなく、職場の皆さんにも大変喜んでいただいているそうです。
4月からは老人保健福祉施設への勤務となるとのことですが、新しい職場でも三味線の演奏で活躍されることと思います。
また、智葉浩先生の師匠である由智葉先生が率いる由智葉会へも参加。
町民文化祭や老人保健福祉施設への演奏にも行かれています。
「人前で演奏することは自分の勉強にもなるし、聞いてくださる方も喜んでくださるので良いことばかりです。」とおっしゃっていました。
そんな浩優希さんの目標は、もっと上手になって教室を開設すること!だそうです。
これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。
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