津軽三味線 村上三絃道

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【私、頑張ってます!】第114回 村上由治穂(本名:迫井治子)さん

 

 

村上由治穂
村上由治穂
由治穂さん(右上)・由利奏さん(左上)・利津与さん(左下)

第114回目の登場は、広島支部・師範の村上由治穂(本名:迫井治子)さんです。

 

由治穂さんが村上三絃道に入会されたのは30年程前。
最初は民謡から始められましたが、2年程経った頃、先生から三味線のお稽古を勧められ始めることになりました。

 

由治穂さんの努力とお人柄が信頼を結び、現在では広島支部の要としてご活躍され、由治穂会 会主として後進の育成に邁進。
村上三絃道のこれからの発展を願って取り組んでおられます。

 

そんな由治穂さんは、数年前「自分の後を継いでくれる人を育てたい!」と目標を掲げておられましたが、弟子でもあり、お嫁さんでもある由利奏さんが師範になられ、昨年11月の名取式では由利奏さんのお弟子さんである利津与さんが准師範に昇格されました。
孫弟子さんまで立派に自分の跡継ぎを育てられています。

 

3月に開催された総会にも、電車や新幹線を乗り継ぎ日帰りで参加されました。
「村上三絃道を想う心は、誰にも負けません!」とやる気に満ち溢れる由治穂さん。
普段は、お弟子さんの指導、地域活動「民謡クラブ」での伴奏、ボランティア活動など、幅広く活躍され、毎月2回以上は慰問活動をされています。
演奏を聞かれる皆さんも、毎月心待ちにしておられるとのことです。

 

あらゆることに気配りし面倒見の良い由治穂さんは、広島支部のお弟子さん方から「三絃道のお母さん!」と呼ばれ、慕われています。
そんな由治穂さんの夢は、「今では広島で三絃道を知らない人はいませんが、もっともっと三絃道を多くの方に知っていただくこと!」と意欲的です。

 

広島支部の益々のご発展と、由治穂さんのご活躍を心よりお祈り致しております。

 

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